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「LibreOffice 26.2」がリリース ~Markdownテキストに対応した年2回のメジャー更新
「Calc」ではシェイプを結ぶコネクターが利用可能、スクロールも高速化
2026年2月5日 14:21
The Document Foundationは2月4日(中央ヨーロッパ時間)、「LibreOffice 26.2」(2026年2月リリース)を発表した。「LibreOffice」は半年に1回の大規模更新を行っており、本バージョンは「LibreOffice 25.8」(2025年8月リリース)に続くメジャーバージョンアップとなる。
「LibreOffice 26.2」における目玉は、Markdownドキュメントのインポート・エクスポートがサポートされたことだ。「Markdown」はプレーンテキストにプレーンテキストに見出しやリスト、太字・斜字といった装飾(スタイル)を加えるための軽量マークアップ言語。最近は生成AIの応答で標準的に用いられており、Windows標準の「メモ帳」アプリでサポートされるなど、アプリ・システム開発者以外にも利用が広がりつつある。
「LibreOffice」でMarkdownテキスト(*.md、*.markdown)を読み込むと、ワープロアプリ「Writer」で書式を反映した状態で開かれる。クリップボードで貼り付けてインポートすることも可能。エクスポートは[名前を付けて保存]メニューで行える。
そのほかにも、「LibreOffice 26.2」では以下の改善が行われているとのこと。
- オフィス文書の共通規格「ODF」への対応強化。「Microsoft Office」形式のサポートも改善し、ファイルのやりとりが簡単に
- 表計算アプリ「Calc」でコネクターをサポート。オブジェクトを矢印などで繋げられる
- 「Calc」でソートダイアログのオプションを改善
- 「Calc」で多数の非表示列を含むスプレッドシートのスクロール速度が改善。それ以外にも随所でパフォーマンスを向上を図る
- 電子書籍形式「EPUB」のエクスポートが大幅に高速化。エクスポート中に進行状況バーが表示されるように
- Windows環境のプレゼンテーションアプリ「Impress」で、「Microsoft Media Foundation API」を導入(動画再生の管理には「MFPlay」を使用)。追加のコーデックをインストールしなくても、OSで対応している動画・音声ファイル形式が利用できる
- 「Skia」グラフィックスエンジンがWindowsとmacOSの両方で必須に
「LibreOffice」は、クロスプラットフォームで動作するオープンソースのオフィス統合環境。オープンなドキュメント仕様「Open Document Format」(ODF)をサポートするほか、「Microsoft Office」とも高い互換性をもつ。現在、公式サイト「www.libreoffice.org」から無償でダウンロード可能。Windows版はWindows 10以降に対応しており、窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。
なお、今回リリースされた「LibreOffice 26.2」は新機能をいち早く試したいテクノロジー愛好家やパワーユーザーを対象とした最新(Fresh)版だ。不具合の少なさを重視する企業環境などでは、安定(Still)版の「LibreOffice 25.8」シリーズを利用すべきだ。


















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