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無料の手書き風フォント「よもぎフォント」がリニューアル ~Google Fontsで公開
JIS第二水準・IBM拡張文字までの漢字とラテン文字をカバー。SIL Open Font License 1.1で商用も可能
2021年7月20日 06:45
手書き風の日本語フォント「よもぎフォント」が、7月17日にリニューアルされた。JIS第二水準・IBM拡張文字までのすべての漢字とラテン文字を追加収録し、「Yomogi」という名前でフォントライブラリ「Google Fonts」から利用可能になったほか、ライセンスの縛りが比較的緩い「SIL Open Font License 1.1」に変更されている。個人利用・商用にかかわらず無償で利用可能で、Webサイトに埋め込むだけでなく、改変して派生フォントを開発したり、アプリやゲームなどに組み込むこともできる。
「よもぎフォント」(Yomogi)は、かわいらしい字体の手書き風日本語フォント。v2.00で教育漢字、2014年のv2.15でJIS第一水準漢字の収録を完了してからも、こつこつとグリフが拡充され、現在はJIS第二水準までのすべての漢字が利用できるまでになっている。
デザインはかわいらしさ溢れる手書き風で、極細の字画が特徴。繊細で頼りなく感じられる人もいるかもしれないが、手書き風フォントにありがちな丸みは控えめで、しっかりしたハネをめいいっぱい使ったグリフはなかなか力強く、インパクトのある雰囲気だ。罫線の文字に絵文字が割り当てられているのも楽しい。
「よもぎフォント」は現在、「Google Fonts」からTrueType形式が無償でダウンロード可能。ソースコードは「GitHub」で公開されている。
ソフトウェア情報
- 「よもぎフォント」
- 【著作権者】
- さつやこ 氏
- 【対応OS】
- Windowsなど(編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3.00