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同人ノベルゲーム「ファタモルガーナの館」のiPhone版とブラウザー版が配信

ブラウザー版は“ノベルスフィア”で配信、クラウドセーブに対応

「ファタモルガーナの館」App Store版

 (株)言語社は16日、ノベルゲーム「ファタモルガーナの館」のApp Store版およびWebブラウザー版の配信を開始する。App Store版は既に配信が開始されており、Webブラウザー版は執筆時現在配信が開始されていないが、本日中に開始される予定だ。

 「ファタモルガーナの館」は、同人ゲームサークル“Novectacle(ノベクタクル)”が2012年末、Windows向けにリリースしたビジュアルノベルゲーム。中世から近代まで、いくつかの時代と場所に渡って存在する館を舞台としたサスペンスホラー作品だ。二転三転しながら見事に収束していく展開や、生々しい感情が描かれた登場人物、質・量ともに並外れた絵と音楽などにより高い評価を受け、海外版のリリースも予定されている。

 App Store版はiPhoneなどのiOS端末でプレイ可能。コンフィグや選択肢の出し方、文字のサイズ・太さなどがスマートフォン向けに調整されているという。

 Webブラウザー版は、言語社が運営するWebブラウザー向けのノベルゲーム配信サービス“ノベルスフィア”で配信される。Windows/MacおよびiPhoneなどのスマートフォン上からプレイ可能で、セーブデータはクラウド上に保存される仕組み。これにより、スマートフォンで読んだ続きをPCで読むといったことが可能だ。

 価格は、App Store版が1,000円、ノベルスフィア版が1,620円相当の独自ポイントでの支払いとなっている。なお、配信開始から1週間はApp Store版を700円、ノベルスフィア版を1,080ポイントで購入可能なセールが実施されている。

(中村 友次郎)