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スクリプトで自動操作可能になったフリーの3DCG作成ソフト「StoneyDesigner」v3.0

.NET Frameworkを用いる開発言語で本ソフトの拡張機能を開発できるように

「StoneyDesigner」v3.0

  簡単な操作で3Dモデルを作成してレンダリングが行えるフリーの3DCG作成ソフト「StoneyDesigner」の最新版v3.0が、17日に公開された。最新版の主な変更点は、「Microsoft Excel」のVBAやJavaScript、VBScriptといったスクリプトによる操作の自動化が可能になったこと。

 操作の自動化は、スクリプト側から“StoneyDesigner.System”オブジェクトを取得することで行う仕組み。作者サイトには、細かい仕様やサンプルスクリプトが掲載されたヘルプページが用意されているので、詳しい利用方法はそちらを参照してほしい。

 さらに、.NET Frameworkを用いる開発言語で本ソフトの拡張機能を開発できるようになった。こちらも細かい仕様や開発用のライブラリが掲載されたヘルプページが用意されている。

 そのほか、OBJ形式でのエクスポート機能や、各種メタボール図形を組み合わせた“メタボール形状”から、近似の細分割曲面を作成する機能が追加されている。

 本ソフトは、64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8に対応するフリーソフトで、現在作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「StoneyDesigner」
【著作権者】
N.Ishizaka 氏
【対応OS】
64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
3.0(14/05/17)

(長谷川 正太郎)