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「Google Earth」で台風8号の情報をリアルタイムに閲覧できるWebサービスが無償公開

国立情報学研究所の“デジタル台風”とウェザーニュースの“減災リポート”を融合

“台風情報と「減災リポート」のリアルタイム・マッシュアップ”

 国立情報学研究所の“デジタル台風”とウェザーニュースの“減災リポート”をかけ合わせたWebサービス“台風情報と「減災リポート」のリアルタイム・マッシュアップ”が、8日に公開された。現在、下記URLから無償で利用可能。

 “台風情報と「減災リポート」のリアルタイム・マッシュアップ”は、“デジタル台風”と“減災リポート”の過去72時間分のデータを「Google Earth」に重ねて表示したもの。静止気象衛星が撮影した雲の様子をマッピングすることも可能。現在、日本に近付きつつある大型台風“台風8号(Neoguri)”の進路と状態、日本各地から寄せられた台風の被害情報や減災に役立つ情報などをリアルタイムで閲覧できる。

国立情報学研究所の“デジタル台風”から取得した台風情報
ウェザーニュースの“減災リポート”で寄せられた日本各地の様子

 なお、利用には「Google Earth プラグイン」が必要。また、去年来襲した“台風26号(Wipha)”の情報を同様に「Google Earth」へマッピングした“平成25年台風第26号「Wipha」マッシュアップ”も公開されている。

追記:“台風情報と「減災リポート」のリアルタイム・マッシュアップ”は、渡邉英徳研究室が“マス・ソーシャルメディアとビッグデータによる災害情報インテグレート手法の研究”の成果として公開している。

(樽井 秀人)