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Google、無償提供していた「ダークウェブ レポート」を2026年初頭に廃止へ
自分の個人情報がダークウェブに漏洩していないかスキャンできるツール
2025年12月16日 08:49
Googleが無償提供していた「ダークウェブ レポート」が、段階的に廃止されるとのこと。以下のスケジュールで実施される。
- 2026年1月15日:新たな情報漏洩のスキャンが終了
- 2026年2月16日:「ダークウェブ レポート」が利用不能に
「ダークウェブ レポート」は、特殊なプロセスを経ないとアクセスできないインターネット領域“ダークウェブ”で、盗みとられた個人情報(氏名、生年月日、電話番号、メールなど)が取引されていないかどうかをスキャンできるツール。もともとは有償メンバーシップ「Google One」の特典の一つとして提供されていたが、2024年から「Google One」を購入していないメンバーにも開放されていた。
同社によると、「ダークウェブ レポート」は情報漏洩を検知することはできるが、効果的な対処法を提示できていないとの指摘が寄せられていたとのこと。そのため、“オンライン上で個人情報を保護するための明確で実用的な対処法を提示することに焦点を当てるため”に今回の廃止を決定したという。
今後は以下の既存ツールを活用することが推奨されている。これらのツールはダークウェブを直接監視するものではないが、パスワードの漏洩や誤ったパスワードの運用を検知したり、アカウントのセキュリティを強化したりすることで、個人情報を保護するのに役立つ。
- セキュリティ診断
- 「Google アカウント」にパスワードレス認証「パスキー」を設定
- 「Google 認証システム」アプリで安全にログインする
- 「Google パスワード マネージャー」の活用
- 「Google Chrome」に統合された「パスワード チェックアップ」(Password Checkup)(Webでも利用可能)
また、「Google 検索」で自分の個人情報がヒットした場合は、同社に削除をリクエストすることもできる。


















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