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“セーファーインターネットデー”にちなみ、Googleがセキュリティ向上のヒントを案内
セキュリティ診断、セーフ ブラウジング、2段階認証を活用して安全なインターネットを
2018年2月6日 16:38
米Googleは6日(日本時間)、“セーファーインターネットデー”にちなみ、公式ブログで“オンラインで安全に過ごすためのヒントとツール”を案内している。今月は政府が普及啓発強化のために定めている“サイバーセキュリティ月間”でもある。これを機にセキュリティを見直してみてはいかがだろうか。
セキュリティ診断
“セキュリティ診断”は、“Google アカウント”の安全性をチェックできるオンラインツールだ。たった数分でアカウントを安全に保つうえでも問題点や改善すべき注意点を確認することができる。
このツールは新たな脅威に対応して常に改善されている。ときどき訪れてチェックしてみるとよいだろう。
セーフ ブラウジング
“セーフ ブラウジング”は、マルウェアを配布していたり、フィッシング詐欺を行ったりしている不正なサイトを検出して、ユーザーがアクセスしようとするとブロックしてくれるシステムだ。もし赤い警告画面が現れたら、画面の指示に従い、アクセスを停止するようにしよう。
2段階認証
通常、アカウントの保護に使用されるセキュリティは1段階、つまりパスワードのみだ。パスワードが盗まれてしまえば、当然すべてのデータへアクセスされてしまう。
こうしたアクシデントを防ぐのに有効なのが、Google 2 段階認証プロセスだ。これを有効にしておけば、万が一パスワードが盗まれて自分の所有していない端末で利用されたとしても、“Google アカウント”にアクセスできなくなる。
新しい端末から“Google アカウント”へアクセスする場合のセットアップが少し煩雑になるが、これのおかげでアカウント乗っ取りを防ぐことができたというケースは少なくなく、有用な防御手段だ。まだ利用していない場合は、これを機に導入してほしい。
Androidアプリのダウンロードは“Google Play”から行う
Androidアプリには攻撃を目的とした悪意あるものも少なくない。そうしたアプリから身を守るのは難しいが、まず心掛けたいのが「かならず“Google Play”からダウンロードする」ということだろう。“Google Play”のセキュリティ機能“Google Play プロテクト”は、24時間体制でアプリとデバイスをチェックしており、ポリシーに違反するアプリを随時削除している。
ブログではそのほかにも、“YouTube”で不適切なコンテンツを見つけたときの報告方法などが案内されている。