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東大・松尾研、2024年度「大規模言語モデル講座」の講義スライド資料を無料公開
LLMの活用法からモデル構造、応用まで幅広く学べる
2025年8月13日 12:45
東京大学松尾・岩澤研究室(松尾研)は8月1日、オンライン講座「大規模言語モデル(LLM)講座2024」の講義資料を公式サイトにて無料公開した。ライセンスにクリエイティブ・コモンズの「CC BY-NC-SA 4.0 DEED」が登録されており、非営利目的に限り二次利用(共有・翻案)できる。
本資料は「東京大学サマースクール2024」の一環として、2024年9月から11月にかけて実施された「大規模言語モデル(LLM)講座2024」のもの。同講座は、松尾研が体系的に構築した最先端のLLM技術を学べるオンライン講座で、延べ6,000人が受講した実績を持つ。学生や社会人を対象に、全12回でLLMの原理から社会実装まで幅広く学習できる内容が特徴となっている。
講義資料は公式サイトより無料でダウンロード可能で、PDF/PPTX形式で閲覧できる。前半では、LLMの活用法と作り方について理解し、基本的な技術を習得。後半では、前半で学んだ技術を応用した話題(ドメイン特化、ロボットとLLMなど)を深堀りして解説している。なお、ファイルには特別回「LLMの自己修正 ~OpenAI o1 の関連研究~」(講師:鴨井遼 氏)の資料も含まれている。