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Androidで“Google アカウント”がリニューアル、今年後半にはiOS/Webへも導入へ

機能の拡充、ナビゲーションの改善、セキュリティとプライバシーコントロールの強化など

リニューアルされた“Google アカウント”

 米Googleは21日(現地時間)、新しい“Google アカウント”を発表した。機能の拡充、ナビゲーションの改善、セキュリティとプライバシーコントロールの強化が盛り込まれているという。新しい“Google アカウント”は、本日よりAndroidユーザーへ提供される。今年後半にはiOSとWebでも利用可能になる見込みだ。

 Android端末の場合、“Google アカウント”の管理は「設定」アプリの[Google]-[Google アカウント]セクションで行うことが可能。今回のリニューアルでは、オプションの拡充に伴い、目的のオプションをすばやく探し出すための[検索]画面や、わからないことをコミュニティで質問できる[サポート]画面が新設された。

目的のオプションをすばやく探し出すための[検索]画面
わからないことをコミュニティで質問できる[サポート]画面

 また、[アカウント]画面の[データとカスタマイズ]タブでは、プライバシーの設定を管理したり、アクティビティの管理を行うことが可能。“プライバシー診断”では、メリットとデメリットを確認しながら自分に合ったプライバシー設定を見つけ出すことが可能。アクティビティの管理では、閲覧・位置情報・音声認識など、アクティビティの収集を種別ごとに有効化・無効化できるほか、個々の履歴を削除することができる。

 そのほかにも、“セキュリティ診断”で“Google アカウント”の設定を見直すことも可能。たとえば使用しなくなった古い端末からアカウントを削除したり、アカウントデータへのアクセスを許しているアプリを見直して連携を解除することができる。

[アカウント]画面の[データとカスタマイズ]タブ
“Google アカウント”の設定を見直せる“セキュリティ診断”