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テーマ機能と言語モードの切り替え機能がサポートされた「Brackets」v0.42が公開
拡張機能マネージャーの機能も向上
(2014/8/4 13:46)
米Adobe Systems Incorporatedは1日(現地時間)、オープンソースのコードエディター「Brackets」の最新版v0.42(Sprint 42)を公開した。Windows Vista/7/8、Mac OSX(10.6/10.7/10.8)、Linuxに対応するフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトからダウンロードできる。
本バージョンでは、ファイルの言語モード・構文定義を手動で切り替える機能が追加された。たとえば、これまでは「Brackets」でHTML形式のファイルを開くと、自動でHTMLとして構文解釈され、色分け表示されていた。しかし、本バージョンからはユーザーがステータスバーで任意の言語モードを選択し、その構文定義に従ってドキュメントを色分けできるようになる。
さらに、本バージョンではMiguel Castillo氏が開発した「Brackets-Themes」拡張機能が「Brackets」本体へと統合。コードエディター画面の配色を手軽に切り替えられるようになった。テーマは[表示]-[テーマ]メニューから変更が可能。デフォルトのフォントとフォントサイズも指定できるようになっている。
「Brackets」に含まれているのは、従来の配色である“Brackets Light”と、新しい配色である“Brackets Dark”の2種類。テーマはユーザーが開発することも可能だ。現在のところ、テーマは拡張機能と同じ扱いになっており、拡張機能マネージャーで管理する仕組みだが、将来的には扱いを別にすることが検討されている。
また、この拡張機能マネージャーにもさまざまな改善が加えられた。たとえば、拡張機能が複数言語へ翻訳されている場合は、拡張機能マネージャーでそれが確認できるようになった。さらにZIPファイルのドラッグ&ドロップで拡張機能がインストールできるようになっている。
ソフトウェア情報
- 「Brackets」Windows版
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated and its licensors
- 【対応OS】
- Windows Vista/7/8
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.42.0-13957(14/08/01)