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13日に公開されたWindowsの更新プログラムに不具合、OSが起動不能になる恐れ
Windowsをセーフモードで起動してフォントキャッシュの削除を試みよう
(2014/8/18 13:28)
米Microsoft Corporationは、13日に公開されたWindowsの更新プログラムを適用した一部環境で問題が発生することを明らかにした。最悪の場合、Windowsが起動不能になる。
同社が16日(現地時間)に更新した最新版のセキュリティ情報(MS14-045)よると、「KB2982791」「KB2970228」「KB2975719」「KB2975331」のいずれかの修正プログラムがインストールされた一部のシステムで、起動中に“STOP 0x50”エラーが発生し、OSが異常終了する場合があるという。
執筆時現在、これらの更新プログラムの配信は停止されている。また、問題が発生していない環境でも、予防措置としてアンインストールが推奨されているので注意したい。
なお、問題が発生してしまった場合であっても、Windowsの「スタートアップ修復」や「システムの復元」といった機能を利用し、更新プログラムのインストール前の状態へロールバックすることで復旧が可能であるという。もしロールバックによる復旧が失敗する場合は、Windowsをセーフモードで起動してフォントキャッシュを削除して再起動すればよいようだ。
それでも解決できない場合は、レジストリ(HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Fonts)にフルパスで登録されたOpenTypeフォントのエントリを削除した上で再度フォントキャッシュを削除し、4つの更新プログラムをすべてアンインストールしよう。具体的な手順については、同社のブログ記事を参照してほしい。