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Apple、“iCloud Drive”をサポートした「iCloud for Windows」v4.0を公開

“iCloud Drive”を利用するには“iCloud”のアップグレードが必要、対応環境に注意

「iCloud for Windows」v4.0

 米Apple Inc.は17日(現地時間)、クラウドサービス“iCloud”のWindows用クライアントソフト「iCloud for Windows」の最新版v4.0を公開した。Windows 7/8に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。現在、同社のWebサイトからダウンロードできる。

 メジャーバージョンアップとなる本バージョンでは、新たに“iCloud Drive”がサポートされた。“iCloud Drive”は、モバイルOS“iOS 8”のリリースを機にAppleが始めた新しいオンラインストレージサービス。Windows/Mac/iPhone/iPad間でファイルを簡単に同期できる。Windowsの場合、ユーザーフォルダに作成される“iCloud Drive”フォルダへファイルを保存するだけで“iCloud Drive”と自動的に同期され、Mac/iPhone/iPadからも利用できるようになる。

 なお、“iCloud Drive”を利用するには既存の“iCloud”をアップグレードする必要があるが、“iCloud”をアップグレードしてしまうと、それまでに“iCloud”へ保存されたドキュメントへ古い環境からアクセスできなくなるので注意。アクセスするには、「iCloud for Windows」は最新版のv4.0へ、iOSは“iOS 8”へ、Macはこの秋リリースされる予定の“OS X Yosemite”へアップデートする必要がある。

“iCloud Drive”を利用するには既存の“iCloud”をアップグレードする必要がある
“iCloud Drive”フォルダ

ソフトウェア情報

「iCloud for Windows」
【著作権者】
Apple Inc.
【対応OS】
Windows 7/8(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
4.0(14/09/17)

(樽井 秀人)