細部の使い勝手を高めたWebブラウザー「Kinza」v1.4.0が公開

「Kinza」v1.4.1

　Dayz（株）は26日、「Chromium」ベースのWebブラウザー「Kinza」の最新版v1.4.0を公開した。Windows Vista/7/8/8.1に対応するフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトからダウンロードできる。

　「Kinza」は、オープンソースの「Chromium」をベースに開発されたWebブラウザー。Webページ上で選択した文字列をドラッグ＆ドロップするだけでWeb検索を行える“スーパードラッグ”機能や、標準でマウスジェスチャー機能を備えるのが特長。v1.4.0ではツールバーやタブ、スーパードラッグの設定項目が追加され、より細かい部分をユーザーがカスタマイズ可能になっている。

“スーパードラッグ”での検索時に使用される検索エンジンが表示されるようになった

　v1.4.0では、ブックマークバーを普段は非表示にしておき、オムニボックスへマウスカーソルを合わせた際にのみ表示させるオプションが追加された。また、“スーパードラッグ”によって指定したテキストの検索を行おうとする際に、ツールチップに使用される検索エンジンが表示されるようになった。

　そのほか、タブに関して、タブを右クリックで閉じるオプションや、タブ上の閉じるボタンを常に非表示にするオプションが追加されるなど、細やかな部分での機能追加が行われている。

　なお、現在の最新版は同日公開されたv1.4.1。最新版ではv1.4.0で生じた、Googleアカウントを介してWebブラウザーのブックマークやパスワードなどを共有できるサービス“Kinza”にログインする機能が動作しない不具合が修正されている。