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軽快動作のペイントソフト「FireAlpaca」v1.1.10、“1bitレイヤー”が利用可能に

“LINEスタンプ”用テンプレートの追加も

「FireAlpaca」v1.1.10

 firealpaca.comは26日、シンプルで軽快に動作するペイント系グラフィックソフト「FireAlpaca」v1.1.10を公開した。本バージョンの主な変更点は、“1bitレイヤー”が追加されたこと。

 “1bitレイヤー”とは単色で構成されるレイヤーで、明るさをゼロか1かの2値に変換し、指定した色で表示できる。デフォルトでは表示色として黒が指定されており、ユーザーが変更可能。「FireAlpaca」ではv1.1.4から“線画抽出フィルタ”が搭載されているが、抽出した線画を1bit化することで中間色を排除すれば下絵としてより扱いやすいデータが得られるだろう。

線画を抽出したところ。ヒゲの部分は色が明るい
更に1bit化処理を施したところ。明るすぎる色とみなされたヒゲが消えた

 1bitレイヤーを使用するには「FireAlpaca」を“プロフェッショナル”モードにする必要がある。“プロフェッショナル”モードは、[ファイル]メニューから開く設定ダイアログの“編集モード”プルダウンメニューから切り替え可能。新規レイヤーとして1bitレイヤーが追加可能になるほか、既存のレイヤーを1bitに変換することもできる。

 そのほか、“LINEスタンプ”用のテンプレートが3点加わった。等倍、2倍、4倍に対応する用紙サイズがプリセットで用意されており、これから“LINEスタンプ”作りに挑戦したいユーザーには重宝するだろう。

 本ソフトは、Windows XP/Vista/7/8に対応するフリーソフトで、現在公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「FireAlpaca」
【著作権者】
firealpaca.com
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.1.10(14/09/26)

(市川 祐吉)