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分割ビューを実装した「Brackets」v0.44が公開
画面を上下または左右に2分割して、並べて編集できる
(2014/10/7 16:03)
米Adobe Systems Incorporatedは6日(現地時間)、オープンソースのコードエディター「Brackets」の最新版v0.44(Release 44)を公開した。Windows Vista/7/8、Mac OSX(10.6/10.7/10.8)およびLinuxに対応するフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトからダウンロードできる。
本バージョンにおける目玉は、分割ビューが実装されたこと。画面を上下または左右に2分割し、複数のファイルを並べて編集することが可能。分割方法は[表示]メニューやサイドバー右上のアイコンから指定可能で、サイドバーでファイルをドラッグ&ドロップすることでどちらのペインにどのファイルを表示するかを指定できる。
また、ファイルツリーがJavaScriptライブラリ“React”で書き直されたのも大きな変更点。これにより今後のメンテナンスが容易になるというメリットが得られたほか、「Brackets」が対応していないファイルで右クリックメニューが開けなかった問題などが解決された。
そのほかにも、細かい不具合の修正や機能の改善が多数盛り込まれている。たとえば、ベンダープレフィックスのついたCSSプロパティでもクイックドキュメントが利用になった。また、拡張機能マネージャーに表示される情報をローカライズできるようになったほか、CSS/SCSS/LESSファイルのライブプレビュー中に「Brackets」がフリーズする問題も修正された。
ソフトウェア情報
- 「Brackets」Windows版
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated and its licensors
- 【対応OS】
- Windows Vista/7/8
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.44.0-14876(14/10/06)