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“チーム制作”が可能になったフリーのマンガ制作ソフト「CloudAlpaca」v1.2を公開

クラウド上の原稿を複数人で編集できる“チーム制作”機能や大量の素材が追加

「CloudAlpaca」v1.2

 (株)MediBangは12月25日、マンガ制作ソフト「CloudAlpaca」v1.2を公開した。Windows XP/Vista/7/8以降などに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。現在同社のWebサイトからダウンロードできる。

 「CloudAlpaca」は、ペイントソフト「FireAlpaca」をベースに、マンガを描くのに必要とされる機能を追加したマンガ制作ソフト。簡単にコマ割りをしたり、スクリーントーンを張る機能を備えるほか、作成したデータを同社のクラウドへ保存できるのが特長。

 今回のバージョンアップでは、“チーム制作”機能が追加された。本機能を使えば、クラウドで作成中のマンガを共有し、異なる場所にいるユーザー同士でマンガを制作可能。本機能を利用する際には、あらかじめ同社のWebサービス“メディバン クリエイターズ”上で“チーム”を設定しておく必要がある。

 また、マンガの背景として使いやすい画像が“マンガ素材”として約85点追加された。これは、同社のクラウドサービスに接続、ダウンロードする形で提供されている。街並みや駅などの素材が提供されており、背景作成にかかる手間を大幅に削減できるだろう。

 そのほか、スクリーントーンに高解像度(A4で600DPI相当)のパターンが加わり、印刷時さらに美しくスクリーントーンを出力できるようになった。

ソフトウェア情報

「CloudAlpaca」
【著作権者】
(株)MediBang
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8以降など(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.2(14/12/25)

(市川 祐吉)