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Microsoft、「Windows PowerShell ISE」のアドオン「Module Browser」を無償公開
「PowerShellGet」をベースとした「PowerShell」モジュールのGUI管理ツール
(2015/2/24 16:29)
米Microsoft Corporationは23日(現地時間)、「Windows PowerShell ISE」のアドオン「Module Browser for Windows PowerShell ISE」を公開した。現在、同社のダウンロードセンターから無償でダウンロード可能。
「Module Browser」は、「PowerShellGet」をベースとしたGUIのモジュール管理ツール。「PowerShellGet」は、“Find-Module”“Install-Module”“Update-Module”といったコマンドレットで“PowerShell Gallery”に登録された「PowerShell」のモジュールを検索・インストール・アップデートしたり、自作モジュールの登録できるようにしたパッケージ管理システムの一種だが、これをGUIで扱えるようにしたのが「Module Browser」だ。
「PowerShellGet」は「Windows Management Framework 5.0 Preview May 2014」で追加された機能であるため、「Module Browser」を利用するには、まず「Windows Management Framework 5.0」をインストールしておく必要がある。そのほかにも、.NET Framework 4.5以降が必要。対応OSはWindows 7/8/8.1およびServer 2008 R2/2012/2012 R2となっている。
「Module Browser」をインストールすると、「PowerShell ISE」のサイドパネルに[Module Browser]タブが追加される。案内にしたがって追加のコンポーネントをインストールすると、“PowerShell Gallery”に登録されているモジュールが一覧表示されるはずだ。検索ボックスにキーワードを入力すると、モジュールの検索も行える。
さらに、モジュールをダブルクリックするとモジュールの詳細画面を表示することが可能。作者や更新日時、他のモジュールとの依存関係といった情報をチェックしたり、バージョンを選択してインストールできる。そのほかにも気に入ったモジュールを“Favorite(お気に入り)”にしたり、ローカルにインストール済みのモジュールを一覧表示することが可能。
ソフトウェア情報
- 「Module Browser for Windows PowerShell ISE」
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- Windows 7/Server 2008 R2/8/Server 2012/8.1/Server 2012 R2
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0(15/02/19)