待望のブックマーク同期機能を搭載した「Opera 28」が正式版に

「Opera」v28.0.1750.40

　ノルウェーのOpera Software ASAは10日（日本時間）、デスクトップ向けWebブラウザー「Opera」の最新正式版v28.0.1750.40を公開した。本ソフトはWindows XP以降に対応するフリーソフトで、編集部にて64bit版のWindows 8.1で動作を確認した。現在、同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

　「Opera 28」では待望のブックマークの同期機能が搭載され、他のPCの「Opera」やiOS端末の「Opera Mini」、Android端末の「Opera」との間で同じブックマークを利用できるようになった。デスクトップで調べておいた店舗情報をモバイルで確認したり、モバイルで目にした気になる記事をデスクトップでゆっくり閲覧したりするのに便利だ。

　ブックマークの同期機能を利用するには、ツールバー右端にある［同期］ボタンを押す。すると［マイ Opera アカウント］というポップアップが現れるので、“Opera アカウント”でサインインする。“Opera アカウント”をもっていない場合は、無償で作成することが可能。複数の端末で同じ“Opera アカウント”でサインインしておけば、端末間でブックマークが自動的に同期され、お気に入りのWebサイトへどの端末からでもアクセスできるようになる。

ツールバー右端にある［同期］ボタンを押す

［マイ Opera アカウント］というポップアップが現れる

“Opera アカウント”でサインイン。アカウントは無償で作成可能

同じ“Opera アカウント”でサインインしておけば、端末間でブックマークが自動的に同期される

　そのほかにも、レンダリングエンジン“Blink”が「Google Chrome」の最新安定版v41.0.2272.76相当へと更新され、多数の脆弱性が修正された。