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「Windows 10」は今夏にリリース、生体認証機能“Windows Hello”を搭載
リリース後1年は旧版から無償アップデート可能。“IoT”向けには無償提供も
(2015/3/18 14:40)
米Microsoft Corporationは17日(現地時間)、公式ブログ“Blogging Windows”で、次期バージョンのOS「Windows 10」を今夏にリリースすることを明らかにした。190カ国・111言語での同時リリースになるという。
同ブログによると、「Windows 10」はリリース後1年の間、「Windows 7」「Windows 8.1」「Windows Phone 8.1」から無償でアップデート可能になるほか、“Raspberry Pi 2”などをはじめとする“IoT”デバイス(インターネットへ接続可能なデジタル情報家電などの機器一般)向けには無償で提供される。
さらに、顔・虹彩・指紋などを認識して端末のロックを解除する生体認証機能がサポートされるとのこと。
この機能は“Windows Hello”と呼ばれており、指紋認証では従来の指紋リーダーがそのまま利用可能。顔や虹彩を識別するためには、Intelの“RealSense F200”センサーをはじめとする対応ハードウェアが必要となる。従来のパスワード認証よりも安全かつ簡単で、一般のWebサイトの認証にも利用できるという。