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Adobe、「Adobe Flash Player 18」「Adobe AIR 18」のベータ版を“Adobe Labs”で公開
「Flash Player」のインストールプロセスを改善。ブラウザーの表示倍率に応じた拡大も
(2015/4/23 16:44)
米Adobe Systems Incorporatedは22日(現地時間)、「Adobe Flash Player 18」および「Adobe AIR 18」のベータ版を公開した(コードネーム:Presidio)。現在、同社のラボサイト“Adobe Labs”から無償でダウンロード可能。
本ベータ版では「Adobe Flash Player」プラグインのインストールプロセスが改善され、インストールの際にWebブラウザーを閉じる必要がなくなる。インストールが完了すると、新しいバージョンを利用するにはWebブラウザーの再起動が必要となることがユーザーに通知されるが、「Firefox」ならば再起動は不要でタブをリロードするか新しいタブを開くと、最新版のプラグインが利用されるようになるという。同社では今後もWebブラウザーの開発元と協力し、Webブラウザーへプラグインをインストールする際に再起動が必要となる制約をできるだけなくしていきたいとしている。
また、Webブラウザーの表示倍率に応じてコンテンツを拡大表示する機能が追加された。この機能はすでにWindows 8/8.1の「Internet Explorer」向けのプラグイン(ActiveX)で実装されているが、新たにWindows 8/8.1以外のActiveX版プラグインや「Google Chrome」「Opera」向けのPPAPI版プラグインでもサポートされた格好だ。
そのほかにも、セキュリティや安定性、パフォーマンス、デバイスの互換性などを向上させる機能改善や不具合の修正が数多く盛り込まれている。
ソフトウェア情報
- 「Adobe Flash Player」Windows版向けベータ版
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows XP/Vista/Server 2008/7/8/Server 2012
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 18.0.0.95 Beta(15/04/22)
- 「Adobe AIR」Windows版向けベータ版
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windows Server 2008/7/8
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 18.0.0.96 Beta(15/04/22)