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スキントーン絵文字に対応した「Firefox 39」がベータ版に
「Firefox 34」以降無効化されていた“SSL 3.0”のサポートは完全に削除
(2015/6/1 18:33)
Mozillaは5月28日、Webブラウザー「Firefox」v39.0のベータ版を公開した。本ベータ版では、“Unicode 8.0”で追加された“スキントーン絵文字(skin tone emoji)”がサポートされている。
スキントーン絵文字とは、肌の色を指定する符号を追加することで顔文字の肌の色を指定できるようにしたもの。肌の色の多様性に対応するために追加されており、Mac/iOSなどですでにサポートされている。また、Webコンテンツのアクセシビリティを向上させるための規格“ARIA 1.1”にも対応している。
さらに、セキュリティ面では「Firefox 34」以降無効化されていた“SSL 3.0”のサポートが完全に削除された。“SSL 3.0”はもはや安全なプロトコルとは言えないため、“TLS 1.2”の利用が推奨されている。また、Mac/Linux版ではダウンロード時のマルウェア検査がサポートされた。Macでは拡張機能のダウンロード時にもマルウェア検査が利用できる。
そのほかにも、NPAPIプラグインのパフォーマンスが改善された。「Adobe Flash Player」プラグインなどを利用する際に効果が期待できるだろう。Macではアニメーションやスクロールがよりスムーズになるなどの改善も加えられている。
「Firefox」ベータ版はWindows XP/Server 2003/Vista/7/8および64bit版のVista/7に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトからダウンロード可能。Mac OS X/Linux向けにも、それぞれ最新版が用意されている。各国語版のダウンロードページからは、64bit版Windows向けのビルドを入手することも可能だ。
ソフトウェア情報
- 「Firefox」Windows向けベータ版
- 【著作権者】
- contributors to the Mozilla Project
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Vista/7/8および64bit版のVista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 39.0beta(15/05/28)