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FTP/SFTP/SCPクライアント「WinSCP」v5.7.4が公開、「OpenSSL」を最新版へ更新

“Logjam”脆弱性をはじめとする6件の脆弱性が修正される

「WinSCP」v5.7.4

 オープンソースのFTP/SFTP/SCPクライアントソフト「WinSCP」の最新版v5.7.4が、17日に公開された。Windows XP/Server 2003以降、Windows 8.1/Server 2012 R2までに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

 本バージョンでは、「OpenSSL」がv1.0.1oへと更新された。「OpenSSL」はSSL/TLSプロトコルを実装したオープンソースライブラリで、先日のアップデートで“Logjam”脆弱性をはじめとする6件の脆弱性が修正されており、最新版への更新が推奨されていた。

 そのほかにも、指定したフォルダー以下のファイルを検索する際にワイルドカードをフォルダーへ適用しないように改善。フランス語およびウクライナ語への翻訳や、FTPコマンドの取り扱いの改善、不具合の修正などが行われた。

ソフトウェア情報

「WinSCP」
【著作権者】
Martin Prikryl 氏
【対応OS】
Windows XP/Server 2003からWindows 8.1/Server 2012 R2まで
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
5.7.4(15/06/17)

(樽井 秀人)