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「Evernote Web Clipper」がYouTubeなどの必要部分のみを自動選択してクリップ可能に

クリップを実行した直後のポップアップから当該クリップを共有する機能も追加

「Evernote Web Clipper」v6.5

 米Evernote Corporationは1日、閲覧中のWebページを“Evernote”へ手軽にクリップできる「Google Chrome」用の拡張機能「Evernote Web Clipper」の最新版v6.5を公開した。最新版の主な変更点は、YouTubeなどのページをクリップする際に、必要な部分のみを自動で選択できるようになったこと。

 本拡張機能でYouTubeの動画ページをクリップしようとすると、自動で動画表示部分と解説が選択された状態になる。ページ上で解説が折りたたまれている場合は展開されるほか、チェックボックスで解説部分を選択範囲から外すことも可能。そのほか、LinkedInや米国のAmazonでも自動選択が可能になっている。

LinkedInをクリップ
米国のAmazonをクリップ

 また、従来から本文の自動選択が可能だったGmailでも、複数のメールを含むスレッドではチェックボックスで個別のメールを除外してクリップすることが可能になった。

 さらに、クリップを実行した直後のポップアップから当該クリップを共有する機能も追加された。共有先は、メールアドレスを入力することで指定でき、Gmailの連絡先と連携してメールアドレスを入力することも可能。

Gmailでもチェックボックスで個別のメールを除外可能に
ポップアップからクリップを共有

 本拡張機能は、「Google Chrome」に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7上の「Google Chrome」v43.0.2357.130で動作を確認した。現在、Chrome ウェブストアからダウンロードできる。

 また、同様のアップデートを施した「Opera」版の拡張機能も公開されており、現在Opera アドオンからダウンロード可能。

ソフトウェア情報

「Evernote Web Clipper」(「Google Chrome」用)
【著作権者】
Evernote Corporation
【対応OS】
Windowsなど(編集部にてWindows 7で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
6.5(15/07/01)
「Evernote Web Clipper」(「Opera」用)
【著作権者】
Evernote Corporation
【対応OS】
Windowsなど(編集部にてWindows 7で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
6.6(15/07/01)

(長谷川 正太郎)