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“HSPプログラムコンテスト2015”の作品応募受付が開始

締切は10月31日。一般部門・HSPTV部門の優秀賞が廃止され、全応募作品からの選出に

“HSPプログラムコンテスト2015”公式Webサイト

 HSPプログラムコンテスト2015 実行委員会は1日、2003年から毎年開催されている“HSPプログラムコンテスト”の作品応募受け付けを開始した。同コンテストは、フリーのプログラム言語「Hot Soup Processor」(以下、「HSP」)で作成したプログラムのコンテストで、これまでに累計4,800本以上の応募作品が寄せられている。

 作品の応募期間は10月31日まで。「HSP」によって作成され、2015年1月1日以降に発表された作品であれば公開済みの作品でも応募可能。コンテスト実行委員会などによる一次審査、最終選考を経て、12月1日に最終選考結果が発表される。

 コンテストへは「HSP」の機能をすべて活用できる“一般プログラム”、「HSPTVブラウザ」上で動作させるといった制限がある“HSPTVプログラム”、Windows以外のOSで動作させるためのランタイム“HSP3Dish”を使用するといった制限がある“HSP3Dishプログラム”のいずれかの形で応募する。“HSP3Dish”を用いて作成されたプログラムをWebブラウザー上で楽しめるサービス“HSP部屋(β)”へ投稿されているプログラムを“HSP3Dishプログラム”としてエントリーすることも可能。

 もっとも優れた作品の作者には“総合最優秀・ツェナワークス賞”と共に、トロフィーとWindows 10を搭載した最新型ノートパソコンが贈られる。また、今回から一般部門・HSPTV部門の優秀賞が廃止され、全ての応募作品の中から優秀賞・優秀ゲーム賞を選出する形式に変更された。

 ゲーム以外のプログラムで優秀なものには“優秀賞”、優秀なゲームプログラムには“優秀ゲーム賞”、“HSP3Dish”を使用して作られたプログラムで優秀なものには“HSP3Dish優秀賞”が各1名ずつ選出され、トロフィーに加えてiPod ShuffleやAndroidタブレットなどから副賞が贈られる。そのほか、“学生賞”や“審査員特別賞”、協賛各社による特別賞などが用意されている。

 本コンテストには、プログラムを応募しなくても“ネット審査員”として参加することもできる。“ネット審査員”は、ユーザー登録することで応募された作品に対する“評価”を投稿可能。“ネット審査員”の“評価”は、審査員の“評価”と特定の比率で合計され、入賞候補の選定に用いられる。また、コンテストの参加者全員に贈られる参加賞を受け取ることができるほか、積極的な審査を行った“ネット審査員”には“最優秀ネット審査員賞”が贈られる。

 そのほか、応募方法などの詳細については、公式サイトを参照してほしい。

(市川 祐吉)