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“HSPプログラムコンテスト2014”の最終選考結果が発表

3Dシューティングゲーム「CHARYBDIS」が総合最優秀賞を受賞

“総合最優秀・ツェナワークス賞”に輝いた「CHARYBDIS」

 HSPプログラムコンテスト2014 実行委員会は1日、“HSPプログラムコンテスト2014”の審査結果を発表した。同コンテストは、フリーのプログラミング言語「Hot Soup Processor」(以下、「HSP」)で作成したプログラムのコンテスト。今回は220作品以上の応募があり、123作品が一次審査を通過した。

 応募作品全体の中で最も評価の高かった作品に贈られる“総合最優秀・ツェナワークス賞”に輝いたのは、Makoto氏が制作した3Dシューティングゲーム「CHARYBDIS」。パイプのような3D空間の中を奥へと突き進むシューティングゲームで、ダイナミックな映像表現や遊びやすさ、程よいゲームバランスなどが評価された。

 また、「HSP」の機能をすべて活用できる“一般部門”の優秀賞には、Arue氏の横スクロールシューティングゲーム「ZEXIDE HORIZON」が、「HSPTVブラウザ」上で動作させるといった制限がある“HSPTV部門”の優秀賞には、かの氏の「30人の椅子取りゲーム」がそれぞれ選出された。

 さらに、Windows以外のOSで動作させるためのランタイム“HSP3Dish”を使用するといった制限がある“HSP3Dish部門”の優秀賞には、なぞったコイン上の数値の合計を15にしていく落ちものパズルゲーム「15RUSH」が選出された。そのほか“(株)インプレス 窓の杜編集部賞”を「動画サイトdeパズル」「BlockBridge for Dish」「Kacotte!」が受賞するなど、75作品がそれぞれ賞を受賞した。

 加えて、ネット審査員として多くの作品を評価したことを称えるネット審査員特別賞がmirage17氏に贈られた。受賞作品を含むコンテストの応募作品は、“HSPプログラムコンテスト2014”の公式サイトから無料でダウンロードできる。

(市川 祐吉)