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“HSPプログラムコンテスト2015”の最終選考結果が発表

迫り来る怪物から逃れて脱出を目指す「ヨミチハコワイ」が総合最優秀賞を受賞

“総合最優秀・ツェナワークス賞”に輝いた「ヨミチハコワイ」

 HSPプログラムコンテスト2015実行委員会は1日、“HSPプログラムコンテスト2015”の審査結果を発表した。同コンテストは、フリーのプログラミング言語「Hot Soup Processor」(以下、「HSP」)で作成したプログラムのコンテスト。今回は200作品近い応募があり、123作品が一次審査を通過した。

 応募作品全体の中で最も評価の高かった作品に贈られる“総合最優秀・ツェナワークス賞”に輝いたのは、MYAOSOFTの「ヨミチハコワイ」。どこからともなく襲ってくる怪物“ヤミ”の脅威から逃れつつ閉塞感漂うマップからの脱出を目指すゲームで、見せ方や完成度のバランス、アイデアなどが評価されての受賞となった。

 また、ゲーム以外のプログラムで優秀なものへ贈られる“優秀賞”には、魔女オイラ氏の『3DRPG製作ツール「Game職人Soprano」』が、優秀なゲームプログラムへ贈られる“優秀ゲーム賞”には、Makoto氏の全方位シューティング「オオツルギ」がそれぞれ選出された。

 さらに、Windows以外のOS上で動作させるためのランタイム“HSP3Dish”を使用するといった制限がある“HSP3Dish部門”の優秀賞には、撃氏のスキーゲーム「Ski or Die」が選出された。そのほか、そのほか“(株)インプレス 窓の杜編集部賞”を「反乱軍記2」「NURITSVOUS / ヌリツヴス」が受賞するなど、62作品がそれぞれ賞を受賞している。

 加えて、ネット審査員として多くの作品を評価したことを称えるネット審査員特別賞がまるくんのパパ氏に贈られた。受賞作品を含むコンテストの応募作品は、“HSPプログラムコンテスト2015”の公式サイトから無料でダウンロードできる。

(市川 祐吉)