週末ゲーム

第622回

“HSPプログラムコンテスト2015”お勧め作品ピックアップ

思考型パズルやシューティング、ネコの霊媒師など12作品を紹介

“HSPプログラムコンテスト2015”公式サイト

 『週末ゲーム』では、インターネット上でたくさん公開されているゲームの中から、編集部がピックアップした作品を毎週紹介していく。今回は、フリーのプログラミング言語「Hot Soup Processor」(以下、「HSP」)で作成されたプログラムのコンテスト“HSPプログラムコンテスト2015”の参加作品から、窓の杜編集部がピックアップした作品をご紹介する。

 今回は200作品近い応募があり、62作品が入賞している。本コンテストには弊誌も協賛しており、“(株)インプレス 窓の杜編集部賞”として「反乱軍記2」、「NURITSVOUS / ヌリツヴス」の2作品を選出した。「反乱軍記2」については、週末ゲームのコーナーで紹介済みなので、本稿では「NURITSVOUS / ヌリツヴス」など他の作品をご紹介する。

 加えて、窓の杜の記事で紹介した他のコンテスト参加作品「流体de月面着陸」「ねずみ将棋」「お絵かきロジック工房」「デスクトップアクション」については本記事末尾にリンクを掲載したので、合わせて参考にしていただきたい。

フィールドを塗りつぶす思考型パズルゲーム「NURITSVOUS / ヌリツヴス」

「NURITSVOUS / ヌリツヴス」

 「NURITSVOUS / ヌリツヴス」は、フィールド上に配置されたマーカーを滑るように移動させ、その軌跡でフィールドすべてを埋め尽くすというパズルゲーム。操作はマウスのみを使用する。

 マーカーをドラッグ&ドロップする要領で引っ張ると、尾を引くようにフィールドへ色を塗っていく。マーカーは上下左右のみ移動でき、一度通過した(色を付けた)場所は再度通れない。フィールド全体をマーカーが通過し、フィールドすべてに色を付ければステージクリアとなる。一筆書きでフィールドすべてに色を付ける、というイメージのゲームだ。

 マーカーは最初は1つだけだが、途中からマーカーが複数になったり、動かせる距離が制限されたマーカーが出てくる。必ずしもすべてのマーカーを動かす必要はないが、必ずフィールド全体をいずれかのマーカーで通過せねばならない。

 ルールは単純なので、後は頭をひねるだけ。最初は簡単だが、マーカーが4つ、5つと増えて、移動できる距離が制限されると、途端に難易度が上がる。制限時間はないのでじっくり考えられるし、動かしたマーカーはクリックやドラッグで戻すこともできる。右クリックすれば最初からやり直すことも可能だ。年齢を問わず、じっくり考えて遊べるゲームに仕上がっている。

 ステージを進めていくと、イラストとストーリーも見られる。ゲームと直接は関係ないが、どういう展開になるのかも楽しみにしながら遊んでみていただきたい。

ゲームのアイデアの良さだけでなく、何度でもやり直せるユーザーフレンドリーな設計も良く、じっくり頭を使って楽しめる作品
「NURITSVOUS / ヌリツヴス」
【著作権者】
Maruchu
【対応OS】
Windows(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.00(15/10/31)

円形フィールドで剣を振り回すシューティング「オオツルギ」

「オオツルギ」

 「オオツルギ」は、巨大な剣を装備した戦闘機で戦うアクションシューティングゲーム。ビジュアルは3DCGを多用しているが、ゲームとしては平面上での戦いになっている。

 特徴はフィールドが円形になっていること。自機の移動は、左右はフィールドをなぞって回るように移動し、前後は円の中心から外周まで動ける。一般的なシューティングゲームのように、前後左右へ自由に動けるわけではないので注意が必要だ。敵は前後左右あらゆる方向から現れるが、出現前にフィールドが光って大まかな出現位置を知らせてくれる。

 武器はショットとソードを使い分ける。ショットはフィールド中心から離れるほど拡散し、中心に近付くほど収束する。ソードは3種類の攻撃パターンがあり、前方に振り下ろす“オオツルギ・スイング”、自機の周囲に振り回し一部の敵弾も消せる“オオツルギ・ターン”(このネーミングのためにゲームタイトルを決めたに違いない)、あらゆる敵弾を消しながら無敵で突進する“オオツルギ・ダイブ”が使用できる。

 ソードに使用回数の制限はないが、振った後に隙があったり、無敵で突進した後にボスなどと密着しているとダメージを受けたりするので、必ずしも万能ではない。自機は3回ダメージを受けるとミスとなり、さらに残機がなくなるとゲームオーバー。

 ソードの一振りに多数の敵を巻き込むとスコアの倍率が上がり、高得点となる。特に本作は敵が四方八方から現れるので、位置取りを考えてタイミングよく多くの敵を巻き込むことで、ハイスコアを狙える。操作に癖があるので慣れるまでは難しいが、ソードの扱いに慣れてくると威力の高さもあって爽快感が出てくる。映像的にもよくできており、高い完成度でも目を引く作品だ。

“オオツルギ・ターン”で敵弾を消しつつ、チャンスがあれば“オオツルギ・スイング”の連打で大ダメージを狙う。ハマれば爽快なアクションだ
「オオツルギ」
【著作権者】
Makoto 氏
【対応OS】
Windows XP以降(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.15(15/12/02)

敵弾に近付くのが肝のシューティング「D-STARS」

「D-STARS」

 「D-STARS」は、90年代のアーケードゲームを意識したという縦スクロールシューティングゲーム。ショットの特性が異なる数種の機体から自機を選んで出撃し、敵を倒しながら進んでいく。パワーアップアイテムを取るとショットが強化され、ボムアイテムを拾うと画面全体の敵弾と敵を消せるボムの使用回数が増える。

 特徴は自機の周囲にあるサークルで、この中に敵弾を入れることでスコア倍率が上昇する。なるべく多くの敵弾に近付いて倍率を上げつつ、敵を効率よく倒していくというスタイルのスコア稼ぎが楽しめる。

 またサークルに敵弾が入るとゲージが溜まり、満タンになると一定時間だけ強力なパワーショットが撃てる。発動タイミングは任意で、パワーショットで敵を倒すとコンボ状態になり通常よりスコアがアップ。さらに発動した瞬間にサークル内にある敵弾を消去できるという効果もある。敵弾を近くで避けることでパワーショットが撃てるようになり、スコアも上がるという仕組みだ。

 ただし自機は一発でも被弾すれば即死し、残機があれば復活するがパワーアップは初期段階に戻ってしまう。程よく避けられる弾幕は嬉しいが、調子に乗っていると回避不能な状況に陥るので、どこまで無理しながら弾幕を切り抜けられるかというバランス感覚が求められる。

敵弾を近くで避けるほど、スコア的にも攻略的にもメリットがある。ただし弾幕で回避不能になるまで頑張らないこと
「D-STARS」
【著作権者】
tuisekimode 氏
【対応OS】
Windows XP/7/8
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
0.94c(15/07/10)

魔女っ子が戦うファンタジーシューティング「マジカルスクランブル」

「マジカルスクランブル」

 「マジカルスクランブル」は、魔法のほうきに乗った少女が戦う横スクロールシューティングゲーム。コンテストには体験版が応募されており、ステージ3までプレイできる。製品版は全6ステージでダウンロード販売中。

 自機を左右に移動させると、それに合わせてフィールドがスクロールするシステムで、向いている方向にショットを撃てる。“ダークマター”という黒い塊の敵を規定数倒すとボスが出現し、倒すとステージクリアとなる。

 移動はほうきに乗って戦っているせいか、やや慣性のある動きをする。攻撃は攻撃ボタンを押したままで連射、攻撃ボタンをしばらく離してから押すと貫通力のある溜め攻撃が撃てる。敵は前後から次々と現れ、弾幕もかなり厳しくなることもあるが、“ダークマター”を倒すと画面内の敵や敵弾をすべて破壊できる。

 ステージ攻略中に敵を倒すと、コインを落とすことがある。これを集めておくと、ステージクリア後に開くショップ画面で、魔法のほうきの最高速や加速、操作性、ショットのタイプなどをカスタマイズするアイテムを購入できる。敵は何度でも復活するので、ステージ中になるべく多くのコインを集めておけば、先々の攻略にも役立つ。

 システム的には『ファンタジーゾーン』を思い出す内容で、本作も方向性は異なるもののファンタジックな世界観になっている。強制スクロールで急き立てられるシューティングゲームとは違い、マイペースに進んで装備を整えるなど、気軽に遊べるのが魅力だ。

敵を倒してコインを集め、自機を強化する楽しみもある。見た目通りに気楽に遊べる
「マジカルスクランブル」
【著作権者】
常磐 祐矢 氏
【対応OS】
Windows XP以降(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
体験版(製品版はダウンロード販売 800円(税抜き))
【バージョン】
1.20P(15/08/01)

ひたすら先へと進むハック&スラッシュ「箱庭えくすぷろーら」

「箱庭えくすぷろーら」

 「箱庭えくすぷろーら」は、モンスターを倒しながら世界を冒険する2Dアクションゲーム。街の住人に話を聞いたり、マップを探索したりして新たな冒険の場所を見つけて、さらに奥地へと進んでいく。冒険の中で何かをする目的があるのではなく、経験を積みながらただひたすら先へ先へと進むのが目的のハック&スラッシュとなっている。

 最初の街から外へ出ると、ワールドマップが表示される。その中の目印が付けられた場所まで移動すると、そのエリアに入場することができる。中にはモンスターなどがおり、戦って倒せば経験値を得てレベルアップする。またお金を拾って街で装備品を買ったり、拾ったアイテムを冒険に役立てたりもできる。

 アクションは通常攻撃と溜め攻撃の2種類で、装備している武器によって攻撃タイプが変化する。他にはジャンプと移動というシンプルなスタイル。

 ゲームとしてはわかりやすく、なおかつフィールドも様々あって、冒険感がよく出たゲームになっている。グラフィックスも細かく描き込まれており、クオリティの高さでも目を引く作品だ。ただあまりに細かく描かれすぎていて自分のアクションが見えづらかったり、装備品が使っているうちにすぐ壊れて消失したりと、ゲームの難易度はやや高め。システム周りの完成度は高いので、ゲームバランスでもう一歩の調整が欲しいところだ。

グラフィックスの美しさは素晴らしい。アクションがやや難しいので、じっくりレベルを上げながら挑むのもいいだろう
「箱庭えくすぷろーら」
【著作権者】
suxamethonium 氏
【対応OS】
Windows 8/10
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.2(15/10/31)

おならで戦う横スクロールアクション「モロコシくんの冒険 ~おおきなイモといたずらドラゴン~」

「モロコシくんの冒険 ~おおきなイモといたずらドラゴン~」

 「モロコシくんの冒険 ~おおきなイモといたずらドラゴン~」は、ステージクリア型の横スクロールアクションゲーム。主人公のモロコシくんが、ドラゴンに奪われた巨大なイモを取り返すために冒険へと旅立つ。

 モロコシくんはジャンプで敵を踏みつけて倒せるほか、ジャンプ中に再度ジャンプボタンを押すことで、オナラを放つことができる。オナラは通常は下に向かって出るが、空中で方向キーを押しながら放つと、その方向に加速しつつ、反対側にオナラを放つ。オナラが敵にヒットしても倒せるため、攻撃手段と二段ジャンプ的な移動手段の両面で使用できる。

 ゲームとしては『スーパーマリオブラザーズ』をモチーフにした内容で、地上だけでなく水中ステージもあったり、扉に入るとボーナスエリアがあったりする。4ステージごとにボスも登場し、見事に倒せれば次のエリアへと進める。

 昔懐かしいスタイルのゲームだが、オナラを使わないと超えられない場所や倒せない敵もいる。また敵を倒すことに夢中になってオナラを放つと、その反動で移動してしまい落下死したりもする。脱力感のあるテーマと程よい歯ごたえのあるアクションで、気軽に楽しめるアクションゲームになっている。

ネタは少々下品だが、ゲームとしてはオーソドックスな形でうまくまとまっていて遊びやすい
「モロコシくんの冒険 ~おおきなイモといたずらドラゴン~」
【著作権者】
モイロン 氏
【対応OS】
Windows 2000以降(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.01(15/08/01)

ジャンプできる車をぶつけて敵車を倒す2Dカーアクション「チェイス」

「チェイス」

 「チェイス」は、物理エンジンを採用した2Dカーチェイスアクションゲーム。障害物などを避けながら進み、規定の距離を過ぎるまでにステージの最後にいるボスを倒せばクリアとなる。

 車は加速・減速のほか、加速しながらのジャンプと、高く飛ぶジャンプの2種類のジャンプが使える。途中にある障害物はジャンプで避けつつ、加速ジャンプでよりスピードを出しながら先へと進む。さらに画面にBOOSTマークが出た時には、超加速も使用できる。

 ボスにはHPが設定されており、後ろから追突したり、ジャンプで踏みつけたりすればダメージを与えられる。与えられるダメージは物理計算されていて、超加速で追突するなどで大ダメージが与えられる。またジャンプして踏みつけた際、衝突後にさらに跳ねて何度もヒットするとコンボ数も表示される。

 車をぶつけてボスを倒すというアクションがユニークで、特にBOOSTの超加速で大ダメージを与えられると実に爽快。操作は簡単だが、うまく加速した時にジャンプしてぶつけたり、効率よくコンボを入れられるような動きを考えたりと、真剣に考えて遊んでも面白さのあるアクションゲームになっている。

ボスに追いつき、加速しながら踏みつけて倒す。自分の車を思い切りぶつけて構わないというのが爽快だ
「チェイス」
【著作権者】
Androidpippi 氏
【対応OS】
Windows(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.1(15/10/27)

見た目はミニカーでもリアルな挙動のレースゲーム「グレイテストドライバーズ Version3」

「グレイテストドライバーズ Version3」

 「グレイテストドライバーズ Version3」は、ラリーのようなコースで車を運転するレースゲーム。見た目はミニカーのようにデフォルメされているが、挙動はかなり真面目なリアル系に作られている。

 コースは2種類で、逆走を含めて4パターンが用意されている。いずれも1周を走りきるまでのタイムを計測する。車種も複数あるほか、駆動方式やスプリング、車高、エンジン回転の対応、ギア比などを好みに調整できる。

 レースは単独でのタイムアタックとなる。一定以上の記録でゴールできればリプレイデータを保存でき、次からは最大2つまでのリプレイデータをゴーストカーとして一緒に走行できる。

 レースそのものは1周だけのシンプルなものだが、操作が思いのほかシビアで難しい。その分、車のチューニングが非常に細かくできるので、初期状態で何度か走ったら好みのチューニングを探していくのがゲームの流れになる。1周1分程度で終わるのでプレイ感は軽い。またオンラインランキングもあり、他のプレイヤーと競うこともできる。

見た目によらず操作はシビア。思い通りに車を動かすには、操作の慣れに加えて車の設定も必要だ
「グレイテストドライバーズ Version3」
【著作権者】
常磐 祐矢 氏
【対応OS】
Windows XP以降(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
3.13(15/12/03)

幽霊をネコが枕で除霊するネコ好き向けアクション「ねこまくら」

「ねこまくら」

 「ねこまくら」は、プレイヤーが祈祷師になり、海に流れてくる幽霊に枕を当てて除霊するアクションゲーム。祈祷師も幽霊もすべてネコになっている、猫好きのためのミニゲームだ。

 ゲームが始まると、船に乗った祈祷師が中央に現れ、続いて画面右から左に向かって海面を幽霊が流れていく。そこに枕を放り投げると、着水した枕の周辺にいる幽霊が成仏する。しかし画面左から右に向かって泳いでくるダイバーに枕を当ててしまうとミスになる。合計4回ミスするまでに、何匹の幽霊を除霊できるかを競う。

 枕は放物線を描いて投げ入れられるため、着水までしばらく時間がかかる。幽霊がどこまで流れていくのかを考えるのと同時に、ダイバーが来ないかを注意しなければならない。ただゲームが進むごとに幽霊やダイバーの数が増え、動くスピードが上がっていくため、かなり運任せの除霊になる。

 幽霊を除霊すると画面下のゲージがたまり、いっぱいになった時に枕を投げると、画面上の幽霊をすべて除霊する必殺技が発動する(ただしこの枕がダイバーに直撃すると、やはりミスになる)。すべての幽霊を除霊する必要はないので、焦らずダイバーに当てないよう注意して投げるのがコツだ。あとはネコが可愛いなと思いながら遊べれば完璧。

設定から突っ込みどころ満載のゲーム。最初はダイバーを避けて枕を投げるテクニックが必要だが、終盤はもうそれどころではない状態になる
「ねこまくら」
【著作権者】
シュガークラウド 氏
【対応OS】
Windows 7以降(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.1(15/11/01)

タイミング命のシビアなシューティング風アクション「Laser Mission」

「Laser Mission」

 「Laser Mission」は、四角い画面の端を周るように動く赤と黄のボックスからレーザーを放ち、画面内を動き回る白いボックスを撃ち抜くシューティング風アクションゲーム。

 レーザーは2つのボックスを直線で繋ぐ線上のみに放つことができる。操作はスペースキーを押すだけ。2つのボックスは常に画面端を移動している上、ターゲットとなる白いボックスは斜め方向の直線軌道で、壁に当たると反射するように動く。規則性はあるもののサイズが小さく、常に画面内を飛び回っているため、うまく当てるのが難しい。

 ボックスにレーザーを当てられると得点になるが、白いボックスが増殖する。白いボックスが赤と黄のいずれかのボックスに触れるとゲームオーバー。レーザーを撃つと赤と黄のボックスの移動方向が反転するほか、カーソルキーでそれぞれの移動方向を変更できる。

 レーザーを当てることと、白いボックスを避けることを同時にこなさなければ高得点は狙えない。複数の白いボックスが飛び回っている時には得点源も増えるが、回避は格段に難しくなる。見た目と操作はシンプルながら、かなりの集中力が必要なゲームと言える。

 ちなみにレーザー発射の仕組みを少し変えた「Laser Mission2」も、今回のコンテストの応募作品となっている。

レーザーは非常に細く、白いボックスも小さいため、一発当てるのも相当難しい。複数のターゲットが出てくると、狙いと回避でかなりの集中力が必要になる
「Laser Mission」
【著作権者】
SK-2.SOFT 氏
【対応OS】
Windows XP以降(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
0.8(15/10/11)

陣地を作り、敵陣を打ち消して敵と戦うボードゲーム「PentaPiece(ペンタピース)」

「PentaPiece(ペンタピース)」

 「PentaPiece(ペンタピース)」は、数字のピースを使った対戦型のボードゲーム。5つ1組のピースを互いに置き、陣地を作りながら相手の陣地を破壊していく。

 ゲームスタート時は、互いに1つのピースが置かれている。次にそのピースの上に重なるよう、5つ1組のピースを設置する。ピースは5つがくっついた形だが、出てくる形は数パターンの中からランダムで決まる。またピースは回転させることが可能。

 ピースを設置すると、元あったピースと重なった場所の自陣のレベルが上がり、何もない場所には新たにレベル1のピースが置かれる。続いて敵も同じようにピースを設置。互いに陣地のレベルを上げつつ、範囲を広げていく。陣地のレベルは最大5まで上昇する。

 設置するピースが敵陣にかかると、設置するピースに重なる部分の自陣レベルが、敵陣のレベルと同じかそれ以上の場合、敵陣を打ち消すことができる。たとえばレベル3の自陣にピースを設置しつつ敵陣の上にもピースを置く場合、敵陣のレベルが3以下である必要がある。

 敵陣を打ち消すと、相手のHPを減らすことができる。自陣のレベルと消した敵陣のレベルが高いほど、与えるダメージが大きくなる。これを繰り返し、先に相手のHPを0にした方が勝利となる。

 文章で説明すると難しいが、実際に遊んでみるとすぐにルールは把握できるはずだ。高レベルの陣地を作るのが大事だが、あまり縮こまっていると敵陣も同様に強化されてしまう。陣地の取り合いになりそうな場所にいち早く強力な自陣を作るなど、先々の方針を練りながらもピースの置き方を考えていくという戦略性が求められる。思考型のボードゲームとしてルールが面白く、ぜひ人対人の対戦もしてみたいと思った。

ルールは意外と簡単ですぐ遊べるが、慣れると考えるべき部分が多いことにも気付く。対戦型ボードゲームとして確かな面白さがある
「PentaPiece(ペンタピース)」
【著作権者】
KAW 氏
【対応OS】
Windows 7/8.1(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.1(15/10/10)

20年以上前のPCを思い出させるパズルゲーム「四川省OLD」

「四川省OLD」

 「四川省OLD」は、麻雀牌を使ったパズルゲーム「四川省」をクラシックアレンジした作品。他の牌をまたがずに、2回まで直角に曲げられる直線で繋げられる2つの牌をペアにして取り除いていくという、二角取りとも呼ばれるもの。

 ゲームのルール自体はおなじみのものだが、本作はあえて昔のPCの映像や動作を真似て作っているのがポイント。映像は16bit中16色や、16bitグレー、8bit中8色などが選べる上、8bit中8色ではインターレース風の表示もできる。ゲームの解像度が640×400ドットになっているのもいい。

 起動時にDOSのような画面が出たり、画面転換時にはフロッピーディスクへのアクセスアイコンが出たり、サウンドがビープ音風だったりと、昔のPCゲームを思い出させる設計がユニークだ。これに懐かしさを覚えたら、かなりのベテランPCユーザーと言っていいかもしれない。

 とはいえゲームとしてもよくできており、操作感もキビキビしていて快適だ(あえてフロッピーディスクの読み込みを演出したりしているが、設定で演出オフにもできる)。牌の数や難易度もそれぞれ2段階に設定できるので、ちょっと「四川省」を遊びたいという人にも十分お勧めできる。

単なる「四川省」としてもよくできているが、8bit中8色カラーのインターレース(下の画像2枚)にすると実に懐かしいテイストになる
「四川省OLD」
【著作権者】
六月の玉子@北習養鶏場 氏
【対応OS】
Windows 98以降(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.11(15/09/26)

(石田 賀津男)