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「Firefox 41」がベータ版に。未署名のアドオンが自動的に無効化される
HTML5対応と開発者ツールも強化
(2015/8/17 15:47)
Mozillaは12日、Webブラウザー「Firefox」の次期バージョン「Firefox 41」のベータ版を公開した。Windows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトからダウンロードできる。
「Firefox 41」ではアドオンに署名が義務付けられ、未署名のものは自動的に無効化されて利用できなくなる。この施策は、ユーザーの同意なしにホームページや検索エンジンの設定を変えてしまう悪質な拡張機能を排除するためであるという。
なお、ライブラリサイト“Add-ons for Firefox(AMO)”に掲載されているアドオンはMozillaによるチェックと署名付与が行われており、これまで通り利用することが可能。一方、署名のないアドオンは“アドオンマネージャ”に警告メッセージが表示され、自動的に無効化される。また、無効化されたアドオンがある場合は、それが通知バーでユーザーへ知らされる。
さらに、SVG形式のFaviconがサポートされたほか、“Firefox アカウント”にプロフィール画像を登録できるようになった。また、Windows Vista以降の“TSF(Text Services Framework)”を利用した環境におけるIMEのサポートが強化されたほか、Webページのソースコードをタブで表示できるようになっている。
ソフトウェア情報
- 「Firefox」Windows向けベータ版
- 【著作権者】
- contributors to the Mozilla Project
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Vista/7/8/10および64bit版のVista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 41.0beta(15/08/12)