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「Git for Windows」v2.5.0が公開、プレビューを脱した初めての正式リリース
今後はMicrosoftがメンテナンスを支援
(2015/8/19 14:16)
分散型バージョン管理システム「Git for Windows」の最新版v2.5.0が、17日(日本時間)に公開された。本バージョンは、バージョン番号からプレビュー版であることを表す接尾辞“preview”が取り除かれた、初めての正式版としてリリースされている。
「Git for Windows」は、分散型バージョン管理システム「Git」へWindows環境特有の差分を加えたもの。オープンソースで開発されており、ライセンスはGNU GPL v2。GitHubの協力を得て開発されており、今後はMicrosoftがメンテナンスを支援するという。
かつてWindows環境で「Git」を利用するには、Unix互換環境「Cygwin」を利用するのが一般的であったが、この「Git for Windows」は「Cygwin」環境を必要とせずネイティブ動作する。そのため動作速度の向上が期待できるほか、環境の構築もより手軽に行える。
「Git for Windows」v2.5.0は、「Git」v2.5.0がベース。Windows 7以降に対応しており、64bit版Windowsもサポートされる。本バージョンでは、「Git Bash」をタスクバーへピン留めできるようになったほか、インストーラーのサイズが「Git for Windows」v1.xの頃と同程度まで削減された。また、特定の環境で「Git Bash」の起動速度が改善されているという。
ソフトウェア情報
- 「Git for Windows」
- 【著作権者】
- msysgit/git
- 【対応OS】
- Windows 7以降(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 2.5.0(15/08/17)