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Microsoft、「Windows Management Framework 5.0 Production Preview」を公開
Windows 10相当の「WMF 5.0」をWindows 7/8.1環境でも。ほぼ正式版と同等
(2015/9/1 18:03)
米Microsoft Corporationは8月31日(現地時間)、「Windows PowerShell」などから成るシステム管理フレームワーク「Windows Management Framework(WMF)」の最新プレビュー版「Windows Management Framework 5.0 Production Preview(以下、WMF 5.0 PP)」を公開した。Windows 7/Server 2008 R2/Server 2012/8.1/Server 2012 R2に対応しており、現在、同社のダウンロードセンターから英語版を無償でダウンロードできる。
「WMF 5.0」はWindows 10に標準搭載されている「WMF」の最新版で、「Windows PowerShell 5.0」を中核に統合スクリプティング環境「Windows PowerShell Integrated Scripting Environment(ISE)」、システム構成を宣言的に記述する機能「Windows PowerShell Desired State Configuration(DSC)」などから構成されている。
今回公開された「Windows Management Framework 5.0 Production Preview」(以下、「WMF 5.0 PP」)は、Windows 7/8.1環境およびWindows Server 2008 R2/2012環境でWindows 10相当の「WMF 5.0」を利用可能とするもの。
「WMF 5.0」の正式版(RTM)は2015年の第4四半期にリリースされる予定で、Windows 10へすでに搭載されている「WMF 5.0」や今回公開された「WMF 5.0 PP」は厳密には正式版ではない。しかし、実験的な機能が省かれており、若干安定性に劣る点に目をつぶれば、機能上は製品レベルと同等とみなせるものだという。サポートに関しても、「WMF 5.0 RTM」がリリースされて90日後までは正式版と同等のものが提供されるとのこと。
なお、「WMF 5.0 PP」のインストールには.NET Framework 4.5が必要。
ソフトウェア情報
- 「Windows Management Framework 5.0 Production Preview」
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- Windows 7/Server 2008 R2/Server 2012/8.1/Server 2012 R2
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0(15/08/31)