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Microsoft、「Office 2016」の新機能をいち早く体験できる“Office Insider”を開始
まずはWindows版から。Mac版も提供される予定
(2015/11/16 15:09)
米Microsoft Corporationは13日(現地時間)、Windows版「Microsoft Office 2016」のプレリリースビルドをいち早く体験できるプログラム“Office Insider”を開始した。
“Office Insider”プログラムへ参加できるのは、「Office 365 Home」、「Office 365 Personal」および「Office 365 University」の契約者。“Office Insider”プログラムのWebサイトで“Microsoft アカウント”によるサインアップを行い、“Office Insider”を有効化すると、正式リリースされる1週間から3週間前に新しい「Microsoft Office 2016」を入手して、新機能を一足先に体験できるようになる。
たとえば今月のアップデートでは、「PowerPoint」に新機能“PowerPoint Designer”と“Morph”が追加される。“PowerPoint Designer”はプレゼンテーションのデザイン案をサジェストしてくれるツール。“Morph”はスライドを切り替える際にモーションを追加することで、シームレスなスライドの切り替えを実現するツールだ。そのほかにも、「OneNote」ではオンライン動画の埋め込み機能がサポートされるという。これらの新機能はまず今週中に“Office Insider”プログラム参加者へ提供され、その後一般ユーザーへも順次展開されていく。
なお、“Office Insider”ではAndroid搭載のスマートフォンやタブレット向けのプレリリースビルドを入手することが可能。また、数カ月以内にMac版の“Office Insider”ビルドも用意するとのこと。Windows Phone向けは“Windows Insider”プログラムで提供されるという。