タブレットでの寝モバが捗る！タブレット用モードが追加された「IrfanView」v4.41

「IrfanView」v4.41

　定番の画像ビューワー「IrfanView」の最新版v4.41が、11月29日に公開された。最新版ではタブレットでより快適に画像を閲覧するための“tablet mode”が搭載されている。

［Tablet Box］パネルにメニュー類がまとめられることで画像の表示面積が広くなる

　最新版で搭載された“tablet mode”を有効にすると、メニューバーやツールバーが画面上部から消え、代わりにメニューバーをボタン化したものとツールバーのボタンがコンパクトに縦2列でまとめられた［Tablet Box］パネルが現れる。

　“tablet mode”は［Shift］＋［Tab］キーで有効・無効を切り替えられるほか、“2in1”スタイルのPCでWindows 10が“タブレット モード”に移行したタイミングで自動的に有効になる。画面の上部を占有してしまうメニューバーなどがコンパクトにまとまるので画像が表示される面積が大きくなるだけでなく、［Tablet Box］パネルは画面内を自由に移動させることも可能。

　また、キーボードショートカットにも手が入れられている。［Ctrl］＋［Insert］キーで表示中の画像をコピーできるようになったほか、［Q］キーの機能がスライドショーの終了から一時停止へ変更された。

　さらに、コマンドラインに画像ファイルの情報をCSV形式で書き出すためのオプションが追加されている。そのほか、v4.40で同梱された「Amazon 1Button App」のバンドル廃止や、不具合の修正などが施されている。

　本ソフトは、64bit版を含むWindows 95/98/Me/NT/2000/XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/8/10に対応しており、個人での非商用利用や教育機関などでの利用に限り無償で利用可能。現在作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。そのほか、同ソフトのプラグイン集「IrfanView PlugIns」も最新版に対応したものが公開されている。