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2次元汎用CADソフト「Jw_cad」v8.01公開、高DPI環境へ対応

タッチ操作時の仕様変更も

「Jw_cad」v8.01

 2次元汎用CADソフト「Jw_cad」の最新版v8.01が、2月28日に公開された。Windows Vista/7/8に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 10で動作を確認した。現在、作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

 最新版では、高DPI環境への対応が果たされた。4K液晶や小型ながら高い解像度を有する液晶といったDPIの高い環境下で作業する際にもユーザーインターフェイスが見やすく表示される。

 さらに、タッチ操作の仕様が何点か変更された。たとえば、パネル上にタッチしてしばし指を止めているとクロスライン表示が開始され、指をゆっくりスライドさせて離すとそこが指示点となる。また、タッチして指を即座にスライドさせると、“クロックメニュー”が表示されるなど、タッチ操作へさまざまな機能が割り当てられている。そのほか、Vistaで画像を含んだデータを表示する際にDirect2Dを不使用とする仕様変更や、不具合の修正が施されている。

ソフトウェア情報

「Jw_cad」
【著作権者】
清水 治郎 氏、田中 善文 氏
【対応OS】
Windows Vista/7/8(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
8.01(16/02/28)

(市川 祐吉)