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「Evernote for Windows」が約2年半ぶりにメジャーバージョンアップ、v6.0に
サイドバー関連の機能を大幅に強化。ノートブックに色を付けて管理できるように
(2016/4/21 17:28)
米Evernote Corporationは21日(日本時間)、オンラインメモサービス“Evernote”のWindows デスクトップ用クライアントソフト「Evernote for Windows」の最新版v6.0を公開した。2013年9月以来のメジャーバージョンアップとなる。
「Evernote for Windows」v6.0では、高解像度ディスプレイのサポートをはじめとするさまざまな機能改善が盛り込まれているが、特にサイドバー関連の強化が目に付く。
まず、サイドバーに表示される項目が“ノートブック”“タグ”“ゴミ箱”の3つに整理され(“ショートカット”を表示することも可能)、すべてのノートブックは“ノートブック”項目の配下に展開されるようになった。それぞれのノートブックはドラッグ&ドロップできるようになっており、簡単にスタックに追加したり外したりすることができる。
加えて、サイドバーの“ノートブック”項目へマウスカーソルを移動させると、新規作成と検索のためのボタンを利用することが可能。特に検索ボタンは便利で、最近使ったノートブックへすばやくアクセスしたり、ノートブックをキーワードで検索できるなど、ナビゲーションの向上に一役買っている。同様の機能はノートエディターでも利用可能だ。
さらに、ノートブックにスタイルを設定して管理できるようになったのも大きな改善。フォントの書式や色を設定することにより、よく使うノートブックを目立たせたり、目的に応じて色分けするといった使い方が可能となった。また、“ゴミ箱”が常に表示されるようになったため、削除したノートブックにもすばやくアクセスできるのもうれしい。
そのほかにも、サイドバーを[F10]キーで開閉する機能が追加された。作業スペースを広く取りたい場合に役立つ。また、「Evernote Business」ユーザー向けの機能として、サイドバーを“個人”と“ビジネス”で切り替えられるタブ機能が追加された。
「Evernote for Windows」はWindowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 10で動作確認した。現在、“Evernote”のWebサイトからダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「Evernote for Windows」
- 【著作権者】
- Evernote Corporation
- 【対応OS】
- Windows(編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 6.0.4.1688(16/04/21)