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次期「Edge」は“WOFF 2.0”フォントをサポート
今夏公開予定の「Windows 10 Anniversary Update」とともに正式リリースされる見込み
(2016/5/10 15:44)
米Microsoft Corporationは3日(現地時間)、「Microsoft Edge」で“WOFF 2.0”フォントをサポートしたことを明らかにした。「Windows 10 Insider Preview」Build 14316に搭載されている「Microsoft Edge」(EdgeHTML 14.14316)から利用可能で、今夏リリース予定の「Windows 10 Anniversary Update」の「Microsoft Edge」に安定版として組み込まれるという。
“WOFF(Web Open Font Format)”は、Webコンテンツでの利用を想定して、Mozillaが中心となり開発されたフォント形式。フォントデータが圧縮されているため、無圧縮のTrueTypeやOpenTypeのフォントを使用する場合と比べ帯域が抑えられるのがメリットで、Webページの読み込み時間の短縮も期待できる。
“WOFF 2.0”は、圧縮アルゴリズムに“Brotli”を採用するなどしてさらに圧縮率を高めた次世代形式で、“WOFF”に比べてファイルサイズが30%以上削減されているという。