レビュー

Edgeの閲覧ページをスキャンして問題点を指摘。Microsoft製拡張機能「Page Analyzer」

互換性やパフォーマンス、アクセシビリティを改善するのに役立てよう

「Page Analyzer」v1.0

 「Page Analyzer」は、「Microsoft Edge」の閲覧ページをスキャンして問題点を洗い出せるMicrosoft製の拡張機能。“Microsoft ストア”から無償でダウンロードできる。

 本拡張機能は、JavaScriptをリモートからデバッグ・テストできるオープンソースのライブラリ「Vorlon.js」を利用してMicrosoftが開発したWeb開発者向けの拡張機能。Webページをスキャンしてエラー箇所を検出したり、最適化が可能な箇所やコーディングを修正したほうがよい部分を指摘してくれる。互換性やパフォーマンス、アクセシビリティを改善して、Webページをよりよいものにするために役立てよう。

 本拡張機能は“Microsoft ストア”で配布されており、Windows 10(バージョン 1607)上の「Microsoft Edge」で利用可能。「ストア」アプリから拡張機能をインストールして「Microsoft Edge」を起動すると、新しい拡張機能が追加されたという通知が表示されるので、その通知上で拡張機能を有効化すれば使用できるようになる。

 「Microsoft Edge」にインストールした「Page Analyzer」を利用するには、まずツールバー右端にある[詳細]ボタンを押す。するとメニューが表示されるので、その最上にあるアイコンから「Page Analyzer」を起動しよう。

 「Page Analyzer」を起動すると、現在開いているタブがリストアップされる。あとはこのなかから解析対象にしたいWebページを選択し、[Run]ボタンを押せばよい。Webページのスキャンが開始され、結果が表示される。

[詳細]ボタンを押すと現れるメニューから「Page Analyzer」を起動
現在開いているタブのなかから解析対象にしたいWebページを選択し、[Run]ボタンを押す

ソフトウェア情報

「Page Analyzer」
【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
Windows 10
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0