レビュー

ビデオ以外の部分を暗転させて鑑賞しやすくする「Turn Off the Lights」の「Edge」版

「Google Chrome」などで人気の拡張機能を「Edge」へ移植

「Turn Off the Lights for Microsoft Edge」

 「Turn Off the Lights for Microsoft Edge」は、動画の再生エリア以外の部分を暗転させて、動画の鑑賞に集中できるようにする「Microsoft Edge」用の拡張機能。寄付歓迎のフリーソフトで、“Microsoft ストア”からダウンロードできる。

 本拡張機能は、「Google Chrome」などで人気の拡張機能「Turn Off the Lights」の「Microsoft Edge」版。「Microsoft Edge」への移植を望んでいたユーザーも少なくないのではないだろうか。

 「Turn Off the Lights」を利用すると、“YouTube”などの動画コンテンツの周囲を暗くして、映画館のスクリーンのような感覚で動画を楽しむことが可能。動画共有サイトのデザインは得てしてゴチャゴチャしており、動画を閲覧する際に関連動画やコメント、共有ボタンなどが目に入って煩わしく感じることがある。しかし「Turn Off the Lights」を導入しておけば、拡張機能アイコンをクリックするだけでそれらを目立たなくして、動画の鑑賞に集中できるようにしてくれる。

ビデオ以外の部分を暗転させて鑑賞しやすくしてくれる

 本家の「Turn Off the Lights」最新版は非常に多機能で、再生中のビデオの縁に視覚効果を加えたり、暗転効果を加えるサイトをホワイトリストやブラックリストで管理したりできるほか、ナイトモードやホットキー、音声認識などをサポートしている。「Edge」の「Turn Off the Lights」にもこれらの追加機能が丸ごと移植されており、設定画面で個別に有効化することが可能だ。ただし、機能によっては正常に動作しないものもあるようだ。

 なお、本拡張機能を利用するにはあらかじめOSを「Windows 10 バージョン 1607(Anniversary Update)」へアップデートしておく必要があるので注意。

「Windows 10 バージョン 1607」の「Microsoft Edge」で利用可能
本家の「Turn Off the Lights」最新版に搭載されている機能をまるごと移植

ソフトウェア情報

「Turn Off the Lights for Microsoft Edge」
【著作権者】
Stefan Van Damme 氏
【対応OS】
Windows 10
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
3.3.0.0