レビュー

「Visual Studio Code」でExcelスプレッドシートやCSVデータを表示「Excel Viewer」

テーブルスタイルでわかりやすく。ソートやフィルタリングも可能

「Excel Viewer」v1.1.11
「Excel」やCSV形式のデータをテーブルスタイルでわかりやすく表示

 「Excel Viewer」は、「Microsoft Excel」のスプレッドシートやCSV形式のテキストデータを「Visual Studio Code」のワークスペースで整形表示できるようにする拡張機能。「Visual Studio Code」v1.9.1 Recovery Build(執筆時現在の最新版)に対応しており、“Visual Studio Marketplace”から無償でダウンロードできる。

 本拡張機能は、「Excel」やCSV形式のテーブルデータを「Visual Studio Code」で閲覧するためのビューワー。あくまでもビューワーなのでデータの編集までは行えないが、テーブルスタイルでわかりやすく表示できるだけでもなかなか便利だ。ソートやフィルタリングにも対応しているので、簡単なデータチェックならわざわざ専用アプリを引っ張り出さなくても、「Visual Studio Code」だけで事足りるだろう。

 「Excel Viewer」をインストールするには、[Ctrl]+[Shift]+[P]キーを押して“コマンド パレット”へアクセスし、“ext install gc-excelviewer”というコマンドを入力する。GUIを使いたい場合は[拡張機能]サイドバーを開き、「Excel Viewer」を検索してインストールするとよいだろう。

[Ctrl]+[Shift]+[P]キーを押して“コマンド パレット”へアクセスし、“ext install gc-excelviewer”というコマンドを入力
[拡張機能]サイドバーを開き、「Excel Viewer」を検索してインストール

 データをテーブルスタイルで表示するには、まず通常通りに「Visual Studio Code」でファイルを開く。ファイルが文字化けする場合は、ステータスバー右側の文字エンコード欄をクリックして“エンコード付きで再度開く”というアクションを選択し、正しいエンコードを指定して開き直そう。

 あとは“コマンド パレット”で“CSV”と入力し、入力補完から[Open Preview]コマンドを選択・実行すれば、新規タブにデータがテーブルスタイルで表示される。[エクスプローラー]サイドバーでファイルを右クリックし、メニューから[Open Preview]コマンドを実行してもよい。

[エクスプローラー]サイドバーでファイルを右クリックし、メニューから[Open Preview]コマンドを実行
ソートやフィルタリングにも対応

ソフトウェア情報

「Excel Viewer」
【著作権者】
グレープシティ(株)
【対応OS】
(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.1.11(17/02/10)