レビュー
「Visual Studio Code」でExcelスプレッドシートやCSVデータを表示「Excel Viewer」
テーブルスタイルでわかりやすく。ソートやフィルタリングも可能
2017年2月27日 06:00
「Excel Viewer」は、「Microsoft Excel」のスプレッドシートやCSV形式のテキストデータを「Visual Studio Code」のワークスペースで整形表示できるようにする拡張機能。「Visual Studio Code」v1.9.1 Recovery Build(執筆時現在の最新版)に対応しており、“Visual Studio Marketplace”から無償でダウンロードできる。
本拡張機能は、「Excel」やCSV形式のテーブルデータを「Visual Studio Code」で閲覧するためのビューワー。あくまでもビューワーなのでデータの編集までは行えないが、テーブルスタイルでわかりやすく表示できるだけでもなかなか便利だ。ソートやフィルタリングにも対応しているので、簡単なデータチェックならわざわざ専用アプリを引っ張り出さなくても、「Visual Studio Code」だけで事足りるだろう。
「Excel Viewer」をインストールするには、[Ctrl]+[Shift]+[P]キーを押して“コマンド パレット”へアクセスし、“ext install gc-excelviewer”というコマンドを入力する。GUIを使いたい場合は[拡張機能]サイドバーを開き、「Excel Viewer」を検索してインストールするとよいだろう。
データをテーブルスタイルで表示するには、まず通常通りに「Visual Studio Code」でファイルを開く。ファイルが文字化けする場合は、ステータスバー右側の文字エンコード欄をクリックして“エンコード付きで再度開く”というアクションを選択し、正しいエンコードを指定して開き直そう。
あとは“コマンド パレット”で“CSV”と入力し、入力補完から[Open Preview]コマンドを選択・実行すれば、新規タブにデータがテーブルスタイルで表示される。[エクスプローラー]サイドバーでファイルを右クリックし、メニューから[Open Preview]コマンドを実行してもよい。
ソフトウェア情報
- 「Excel Viewer」
- 【著作権者】
- グレープシティ(株)
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.1.11(17/02/10)