レビュー
Exif情報の撮影日をもとに指定したフォルダー内の写真を一括リネーム「ExifRename」
“DSC_xxxx”や“IMG_xxxx”といったファイル名をお手軽かつシンプルに統一
2017年10月17日 06:00
「ExifRename」は、Exif情報から取得した写真の撮影日をもとに指定したフォルダー内のファイルを一括リネームできるツール。Windowsに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、編集部にてWindows 10で動作を確認した。作者のブログからダウンロードできる。
複数のデジタルカメラやスマートフォンで写真を撮影していると気になるのが、ファイルの命名規則がまちまちになってしまうことだ。“DSC_xxxx”や“IMG_xxxx”といったファイル名をお手軽かつシンプルに統一する方法はないだろうか。
そんな時に便利なのが、「ExifRename」のようなリネームツールだ。なかでも本ソフトはExif情報を含んだ写真のリネームに特化しており、デジタルカメラやスマートフォンで撮影した写真の整理にもってこいだ。
使い方は簡単で、写真のあるフォルダーと命名規則(リネームパターン)を指定して[Batch rename]ボタンを押すだけでよい。フォルダー内の写真ファイルがまとめて、命名規則に従ってリネームされる。[Recurse into subdirectories]オプションを有効化しておけば、サブフォルダーのファイルも一括でリネームできる。
命名規則には、年・月・日・時・分・秒・ミリ秒が利用可能。“[YYYY]”(4桁の西暦)や“[MM]”(2桁で表した月)といった書式で入力する仕組みだ。拡張子は自動で補われるので、入力する必要はない。
なお、本ツールはバックアップファイルを残さず、指定したファイルをそのままリネームするので注意。命名規則のテストなどを行いたい場合は、ファイルをバックアップしてから試すことをお勧めする。
ソフトウェア情報
- 「ExifRename」
- 【著作権者】
- Dmitry Brant 氏
- 【対応OS】
- Windows(編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- -(11/11/28)