REVIEW(10/05/20)

解像度1,024×600のネットブックで1,024×768の画面を縮小表示「ChgDispRes」

画面を縦方向に押しつぶして1,024×600の領域へ大きなウィンドウを押し込む

 「ChgDispRes」は、画面を縦方向に押しつぶすことで、画面解像度1,024×600のネットブックで1,024×768のウィンドウを表示可能にするタスクトレイ常駐ソフト。Windows XPに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、編集部にてASUS製のネットブック“Eee PC S101”上での動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。

 ネットブックはモニターの画面解像度が1,024×600である場合が多く、縦の解像度が足りずに画面からはみ出してしまうソフトもある。画面解像度が1,024×600の場合でも、ネットブックによっては設定によりマウスカーソルを画面端へ移動させることによって、画面からはみ出た部分をスクロールして表示することも可能だが、たとえば「まほでんわーるど」のように1,024×768の解像度を必要とするゲームなどをプレイするのは難しい。

通常の1,024×600の表示通常の1,024×600の表示

「ChgDispRes」を利用した1,024×768の表示「ChgDispRes」を利用した1,024×768の表示

 本ソフトを使えば、画面を縦方向に押しつぶすことで、1,024×768のウィンドウを1,024×600の領域内に収めて表示することが可能となる。当然Webページの文字などは変形してしまうものの、ほとんど問題なく読むことができる。

 またタスクトレイアイコンの左クリックやホットキーにより、画面をつぶした1,024×768の表示、ネットブックが備えているスクロールによる1,024×768の表示、通常の1,024×600の表示を切り替え可能。

【著作権者】
FREE WING、Y.Sakamoto 氏
【対応OS】
Windows XP
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
0.3(10/05/15)

(加藤 達也)