REVIEW(10/08/23)

ずらして撮影した2枚の写真から立体視可能な写真を作成「Free 3D Photo Maker」

赤青メガネをかけて立体視できる写真を簡単な操作で作成できる

「Free 3D Photo Maker」v2.0「Free 3D Photo Maker」v2.0

 「Free 3D Photo Maker」は、少しだけ場所をずらして撮影した2枚の写真を合成して立体視可能な写真を作成できるソフト。Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。

作成した立体視用の写真作成した立体視用の写真

 作成できる写真は左側に赤・右側に青のフィルムを貼ったメガネをかけて立体視する方式で、色眼鏡をかけるためわかりづらいが写真の色も保持される仕組み。2枚の写真は5cm~7cm水平にずらして撮影する必要があり、静物なら1台のカメラを少し移動して2枚の写真を撮影することで立体視用の写真にすることができる。

 使い方は簡単で、[Open Left Image]ボタンから左目用、[Open Right Image]ボタンから右目用の写真を読み込んで、立体視用写真の保存場所を指定して[Make 3D!]ボタンを押すだけ。“Algorithm”プルダウンメニューからは合成する際の方式を5種類のなかから選択できるので、より立体視しやすい方式を探してみよう。

【著作権者】
DVDVideoSoft Limited
【対応OS】
Windows XP/Vista/7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.0

(長谷川 正太郎)