REVIEW(11/07/26)

天気に応じてウィンドウやタスクバーの色を自動的に変化させる「AeroWeather」

気温と天候によって変更可能。“Aero”インターフェイスを活用した面白いデザイン

「AeroWeather」「AeroWeather」

 「AeroWeather」は、天気に応じて“Aero”効果の色を変化させることができるタスクトレイ常駐型ソフト。Windows Vista/7に対応するフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。なお、動作には.NET Framework 3.5が必要。

 本ソフトを利用すると、天候や気温などの気象情報に応じて、ウィンドウの枠の色やタスクバーの色など“Aero”効果で半透明表示になった部分の色を変化させることが可能。“Aero”効果をうまく活用しているのが面白い。

 本ソフトを利用するには、まず設定画面の“Location”欄へ現在地を入力して[Validate]ボタンを押す。本ソフトは英語版のみとなっているが、地名の入力自体は日本語でもよいようだ。次に、“Color Type”を指定しよう。この設定は“Aero”効果の色を何に応じて変化させるか指定するもので、“Temperature(気温)”と“天候(Conditions)”のいずれかを選択できる。

 “気温”を選択した場合は、“Color Temperature Range”で指定した最大値・最小値と現在の気温をもとに、“Aero”効果の色が自動的に算出される。たとえば、最高気温以上の場合は“赤”、最低気温以下の場合は“紫”、ちょうど最低・最高気温の中間の場合は“緑”になる。

 一方、“天候”を選択した場合は、現在の天候をもとにウィンドウの色が決定される。たとえば、晴天の場合は“青”、曇りの場合は“灰色”、雨の場合は“濃い灰色”、雪の場合は“白”となる。

“Color Type”に気温を指定した場合“Color Type”に気温を指定した場合

“Color Type”に天候を指定した場合“Color Type”に天候を指定した場合

 さらに、設定画面で“Night Mode”をONにしている場合は、日の出・日の入りに合わせて“Aero”効果の色を変化させることが可能。日が沈む時間になるとウィンドウの色が淡色表示になり、翌日日が昇ると、ウィンドウの色は再び明るくなる。

【著作権者】
SpikeX 氏
【対応OS】
Windows Vista/7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
-(10/11/21)

(柳 英俊)