レビュー
JIS第二水準までの漢字を収録する丸文字系の手書き風日本語フォント「ゆたココ」
下手文字のニュアンスがある仮名、意図的に丸みを強調した漢字
(2013/5/31 17:01)
「ゆたココ」は、丸みが強い手書き風日本語フォント。Windowsに対応するフリーのTrueTypeフォントで、作者のWebサイトからダウンロードできる。
ひらがな、カタカナ、英数字、記号のほか、JIS第二水準までの漢字、IBM拡張文字を収録し、丸みが強い手書き風の字体が特長。ひらがなとカタカナは下手文字のニュアンスがある崩れたデザインで、特大の濁点・半濁点によってコミカルな印象も加わっている。
一方の漢字は、ナチュラルな手書き文字を再現したデザインではなく、意図的に丸みを強調したデザインとなっている。たとえば四角の部位が円で書かれているが、骨格はしっかりしているため、読みにくいということはない。
なお、一回り太いウエイトの“Demi Bold”、二回り太い“Bold”がひとつのフォントファイルに統合されており、より丸みを強調したい場合は、太いウエイトを選択するとよいだろう。
ソフトウェア情報
- 「ゆたココ」
- 【著作権者】
- jirou 氏
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 7で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.27(07/09/23)