レビュー

ファミコンゲームを連想させるドット風書体「PixelMplus」

ビットマップ版の「M+ FONTS」をアウトライン化、JIS第二水準までの漢字を収録

「PixelMplus」v2013.0602

 「PixelMplus」は、ファミコンゲームのドット文字を連想させる日本語フォント。Windows 7に対応するTrueTypeフォントで、作者のWebサイトからダウンロードできる。なお、ライセンスは「M+ FONTS」のそれを継承するため、条件を問わずに無償で利用・再配布・改変することが可能。

 ひらがな、カタカナ、英数字、記号のほか、JIS第二水準までの漢字を収録し、ドット描画の書体を再現しているのが特長。そのデザインはファミコンゲームの文字を連想させる。

 本フォントは、ビットマップ版の「M+ FONTS」をアウトライン化することによって生まれた。10×10ドットの「PixelMplus10」と12×12ドットの「PixelMplus12」が同梱されており、フォントサイズを小さくしてもドット感がしっかりと伝わる。

 ファミコンゲームの雰囲気を再現したいなら、ひらがな・カタカナ・英数字を「PixelMplus10」で印字すればよい。漢字を含む場合は、「PixelMplus12」を使用したほうが読みやすくなるだろう。

上段が10×10ドットの「PixelMplus10」、下段が12×12ドットの「PixelMplus12」

ソフトウェア情報

「PixelMplus」
【著作権者】
Itou Hiroki 氏、M+ FONTS PROJECT
【対応OS】
Windows 7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2013.0602(13/06/02)

(中井 浩晶)