レビュー

“あとで読む”サービス“Pocket(Read It Later)”公式の「Google Chrome」拡張機能

閲覧中の記事をワンクリックで保存。“Twitter”に追加されるボタンも役立つ

「Pocket」v1.5.6

 「Pocket」は、“あとで読む”サービス“Pocket(旧名:Read It Later)”が公式提供する「Google Chrome」用の拡張機能。編集部にてWindows 8上の「Google Chrome」v29.0.1547.76で動作を確認した。“Chrome ウェブストア”から無償でダウンロードできる。

 “Pocket”は、気になるWebページを“あとで読む”ためにストックしておけるWebサービス。iOS/Android/Kindle Fireなどに対応する専用のモバイルアプリが公式で用意されており、デスクトップPCで読みかけの記事をモバイル端末で読みたいといった要望にも応えてくれる。

 デスクトップPCでページを“Pocket”へ保存する手段としては、“Pocket”でURLを登録する、ブックマークレットを利用するといった方法が用意されているが、「Google Chrome」を利用しているならば、公式の拡張機能を利用するのがもっともお手軽だろう。拡張機能のボタンを押すだけで、閲覧中のページを“Pocket”へ保存できる。また、右クリックメニューやキーボードショートカット(初期状態の場合、[Ctrl]+[Shift]+[S]キー)を利用してページを保存することも可能。ページにタグをつけたり、ストックしたページの一覧へアクセスするのも簡単だ。

 そのほか、「Google Chrome」用の拡張機能ならではの機能として、“Twitter”などのサイトに“Pocket”へ保存するためのリンクを追加する機能が挙げられる。

 “Twitter”にも気になるツイートを保存しておく機能として“お気に入り”が用意されているが、これを利用すると相手に“お気に入り”へ登録したことが通知されてしまう。相手に気取られることなく、気になるツイートをメモしておきたい場合は「Pocket」拡張機能を利用してみよう。

設定画面。キーボードショートカットなどをカスタマイズ可能
“Twitter”などのサイトに“Pocket”へ保存するためのリンクを追加する機能

ソフトウェア情報

「Pocket (formerly Read It Later)」
【著作権者】
Read It Later, Inc
【対応OS】
(編集部にてWindows 8で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.5.6(13/08/21)

(柳 英俊)