レビュー

サッカーの試合情報をリアルタイムで閲覧できるWindows ストアアプリ「リアサカLIVE」

アプリを入れたタブレット片手にサッカーを観戦すれば、試合がこれまで以上に楽しめる

「リアサカLIVE」v1.2.0.0

 「リアサカLIVE」は、サッカーの試合の情報をリアルタイムで閲覧できるアプリ。x86/x64/ARM環境に対応するWindows ストアアプリで、“Windows ストア”から無償でダウンロードできる。

 本アプリを利用すると、サッカーの試合のデータをリアルタイムに閲覧することが可能。試合日程、チーム情報、各選手の情報、試合のスタット(統計、成績)などが手軽にチェックできる。本アプリを入れたタブレット片手にサッカーを観戦すれば、試合がこれまで以上に楽しめること請け合いだ。

 ホーム画面では、試合の日程が確認可能。画面上にあるバーで日付を選択すると、その下に当日開催される試合が一覧表示される。残念ながらすべての試合のデータが配信されているわけではなく、今回のワールドカップの場合、グループリーグの日本戦全試合と、決勝トーナメント初戦の4試合(1日1試合)、準決勝から決勝までの全試合のみがデータ配信の対象となっている。

 データが配信されている試合を選択すると、試合の詳細画面が表示される。この画面では、双方のチームのスターティングメンバーと控えのメンバーの情報などが閲覧可能。選手の背番号やフォーメーションも再現される。試合中はボール支配率やシュート数、オフサイドの回数、コーナーキックの回数などの情報が逐次、試合と連動して自動更新される。

試合の詳細画面
“攻撃割合”のグラフ表示機能も

 さらに選手を選択すると、試合中のゴール数、アシスト数、シュート数、シュートアシスト数、パスの回数、パスが成功した回数といった試合データや、これまでの通算成績が確認可能。どの選手へパスを通せたかもグラフィカルに表示されるので、“選手間の連携はどうか”“縦方向へのパスが通っているか”“サイドチェンジが上手くいっているか”といった回数と成功率だけでは把握しきれないパスの内容や性質までまるわかりだ。

選手を選択。どの選手へパスを通せたかを図示
情報はリアルタイムで更新される。画面下の電光掲示板に流れるデータもチェックしよう

 そのほかにも、選手一覧の下にあるアイコンから過去の直接フリーキックやペナルティキックの成績、各チームごとのヒートマップなどを表示することも可能。とくにヒートマップは攻め込んでいるか、押し込まれているか、どちらのサイドを中心に使っているかが一目でわかって楽しい。

直接フリーキックの情報を表示
ヒートマップ。日本の攻撃が左サイド中心だということがわかる

ソフトウェア情報

「リアサカLIVE」
【著作権者】
DataStadium Inc.
【対応OS】
Windows 8.1(x86, x64, ARM)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.2.0.0

(柳 英俊)