レビュー
手持ちの写真を簡単にビンテージ風に加工できるツール「Vintager」
16種類のエフェクトと7種類のフレームを組み合わせるだけで雰囲気のあるレトロな写真へ
(2014/12/24 15:30)
「Vintager」は、手持ちの写真を簡単にビンテージ風に加工できるツール。Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/8に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。
本ソフトを利用すると、プリセットされた16種類のエフェクトと7種類のフレームを組み合わせるだけで、お気に入りの写真を雰囲気のあるレトロな写真へ加工することが可能。海外製のソフトではあるがユーザーインターフェイスは日本語化されており、英語が苦手なユーザーでも難なく使いこなせるだろう。SNSへ投稿する前に一手間加えたいといった用途にお勧めしたい。
デザインもシンプルで、エフェクトを適用するだけなら3ステップで済む。まず画面左上にあるフォルダーアイコンをクリックし、画像ファイルを開く。続いて、プレビューを確認しながら画面右下にあるエフェクトを選択し、最後に[適用]ボタンを押せば、画像が加工されて別ファイルとして同じフォルダーへ保存される。
画像ファイルは一度に複数開いて、まとめてエフェクトを適用することも可能。画面下にある[前へ][次へ]ボタンを押せば、プレビュー画像を切り替えることができる。また、[古いファイルを上書き]オプションを有効化すれば、元ファイルを加工後のファイルで上書きすることも可能。
フレームを指定したい場合は、画面右上のエリアで選択する。ポラロイド風やフィルム風などが用意されており、適用するだけでいつもと違った雰囲気の写真を作ることができる。[フィールドの深さ]オプションは、写真の周りの光量を調整するためのもので、たとえば周辺光量が不足した状態を再現してトイカメラ風の画像に仕上げたりすることが可能。
さらに、このエリアのタブを切り替えれば、写真の回転や反転、コントラストなどの調整、切り抜き(クロッピング)といった追加のツールも利用できる。
なお、それぞれのエフェクトにはそれに似合ったフレームがプリセットされている。[プリセットで設定されたフレームを使用]オプションを有効にしておけば、エフェクトを選択した際に自動でフレームも切り替わるので、どのフレームにすればよいか迷ってしまうユーザーは活用するとよいだろう。
ソフトウェア情報
- 「Vintager」
- 【著作権者】
- EXEONE
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/8(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
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