レビュー
Webページを1つのウィンドウ内に複数表示可能にするFirefox拡張機能「Tile Tabs」
上下・左右・四分割・全てのウィンドウを一列に並べるなど様々なレイアウトが可能
(2015/1/7 17:15)
「Tile Tabs」は、「Firefox」のウィンドウを複数のペインに分割し、複数のWebページを1ウィンドウ内に表示可能にする拡張機能。「Firefox」v3.6以降に対応しており、編集部にてWindows 8.1上の「Firefox」v34.0で動作を確認した。“Add-ons for Firefox”から無償でダウンロードできる。
「Firefox」はもちろん、今やWebブラウザーの大半に搭載されているタブ機能だが、Webブラウザーで閲覧したいWebサイトを大量に開いておき、見たいWebサイトを選択するのには向いているものの、複数のWebサイトを並べて閲覧するにはWebブラウザーのウィンドウを複数開かねばならない。
「Tile Tabs」をインストールすると、「Firefox」のウィンドウを複数のペインに区切り、タブとして保持されているWebサイトを1つのウィンドウ内にまとめて表示できるようになる。ペインの区切り方やいくつのタブを同じウィンドウにまとめるかは、ツールバーへ追加されるボタンから指定可能。
本拡張機能のボタンを押すとプルダウンメニューが現れるので、まずは[New Layout]サブメニューを選んでみよう。2つのタブを左右に並べる[2 Tabs - Vertical]、3つのタブを上下に並べる[3 Tabs - Horizontal]といった項目が表示される。ここで選んだ項目に従ってウィンドウが複数のペインに区切られる仕組み。項目の脇には小さなイラストが付け加えられているので、どういった並び方になるのか直感的に把握できるだろう。
そのほかプルダウンメニューには、ウィンドウ内の任意の方向へペインを追加できる[Tile Tab]項目、フォーカスされているペインで表示されているWebページと同じWebページをウィンドウ内に新規ペインとして追加する[The Duplicate Tab]項目などが用意されている。また、フォーカスされているペイン内でスクロールが行われるとウィンドウ内の別ペインがあわせてスクロールする[Sync Scroll]項目なども便利だ。
ソフトウェア情報
- 「Tile Tabs」
- 【著作権者】
- DW-dev 氏
- 【対応OS】
- Windows(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 12.1(14/12/28)