レビュー
スクロールの滑らかさやテキスト描画の自由度にこだわったテキストエディター「viewin」
DirectXを利用した高フレームレート表示が可能
(2015/1/26 17:02)
「viewin」は、DirectXを活用したレンダリングが特徴のテキストエディター。Windows XP以降に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。作者のWebサイトやベクターのライブラリページからダウンロードできる。
本ソフトは、スクロールの滑らかさやフォントレンダリングの自由度にこだわったテキストエディター。DirectX(DirectDraw)を利用した高フレームレート表示による滑らかなスクロールが可能なほか、袋文字・影付き文字といった文字装飾を施したり、行ごとに背景色を塗り替えたりすることができる。さらに壁紙を設定することも可能。その際、さまざまなエフェクトをかけることができる。
テキストの折り返し表示に対応していないようなので、どちらかというと日本語テキストの編集より、ソースコードなどの記述などに向いているだろう。キーワードやコメントの色分け表示に対応しているのも、コードエディター向きといえる。
ただし、キーバインドが一風変わっているので、慣れるには若干時間を必要とするだろう。また、設定はすべて実行ファイルと同じフォルダーにある“*.env”ファイルを編集することで行う。その際、“viewin_command.txt”に記載されている多くの内部機能コマンドを使いこなす必要があり、難易度は若干高め。そういった要素も楽しめる上級者向けのエディターといえるだろう。
ソフトウェア情報
- 「viewin」
- 【著作権者】
- la 氏
- 【対応OS】
- Windows XP以降(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 285