レビュー
右クリックメニューでファイルの“内容”をクリップボードへコピー「Copy Contents」
テキスト・画像ファイルに対応。フォルダーに使えばファイルリストが取得できる
(2015/4/20 18:15)
「Copy Contents」は、右クリックメニューでファイルの“内容”をクリップボードへコピーできるようにするツール。Windows 7以降に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。
本ソフトを利用すると、ファイルの右クリックメニューでそのファイルの内容をクリップボードへコピーすることが可能。ファイルを閲覧ソフトで開き、内容を全選択してコピーするといった操作をワンステップで行うことができて便利だ。
対応形式は、テキストファイルおよび画像ファイル。画像ファイルはJPEG/PCX/PNG/BMP/TGA/GIF/TIFF形式がサポートされている。ファイルの内容が正常にコピーされると、デスクトップ左上に通知ウィンドウが現れ、処理が成功したことを知らせてくれる。テキストファイルの場合、文字コードによっては文字化けが発生したり、コピー処理に失敗するケースも見られたが、おおむね正常に動作するようだ。
さらに、本ソフトはフォルダーに対して利用することも可能。その場合は、当該フォルダー以下に含まれるファイルのリストがクリップボードへ格納される。右クリックメニューを選択したときに現れるダイアログボックスで拡張子を指定すれば、入力した拡張子をもつファイルのリストを得ることが可能。何も入力せずに[OK]ボタンを押せば、すべてのファイルを取得することができる。
なお、本ソフトの姉妹ソフト「Paste As File」を利用すれば、本ソフトとは逆に、クリップボードの内容を直接ファイルとして保存することが可能。「Paste As File」は価格10米ドルのシェアウェアで、15日間の試用期間が設けられている。「Copy Contents」が気に入ったユーザーは、こちらも試してみてはいかがだろうか。
ソフトウェア情報
- 「Copy Contents」
- 【著作権者】
- Chris Gingerich 氏
- 【対応OS】
- Windows 7以降(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0.3.0(14/10/22)